「天職」と「適職」と、スピリチュアルな意味をご存知ですか?
最近、天職探しで疲れている人をよく見かけます。かつては私も天職探しをしていました。
特にスピリチュアル系の人たちの中でも、天職や適職に拘っている方が多いように感じます。
今の仕事よりも、もっと自分らしい働き方ができる職業があるんじゃないか?
もっと楽しくてワクワクできる仕事がしたい!
自分に向いている仕事を見つけて、集中したい!
そんな風に考えていたのですが、結局数年探し続けた結果、そもそも「天職で稼げるとは限らない」ということがよくわかり、探すのをやめました。
以前の私のように、「天職が誰にでも見つかり、それでたくさんお金を稼げる」と思い込んでいる人のために、このページでは、天職と適職について書いています。
こんな方におすすめ
- 天職と適職の違いを知りたい
- 天職・適職とスピリチュアルの関係を知りたい
Contents
天職と適職とスピリチュアルの関係
天職、適職とスピリチュアルはどんな関係があるのでしょうか?
そもそも「天職」と「適職」とは、どういった職業を指すのかご存知ですか?
私は以下のように考えています。
天職:心からやりたいこと。お金を稼げなくても続けたいし楽しいと思えること。
適職:できること。周りから求められること。お金を稼ぐための手段。
天職と適職は、たいていの人の場合は違うもの。
中には同じ職業で、人生の中で一貫して続ける方もいますが、大半の方はそうではないんです。
歌舞伎役者のように、生まれた時から職業を継ぐことが決まっていたり、スポーツ選手などは生まれる前から仕事を決めてきているのかもしれません。
歌舞伎役者やスポーツ選手は、天職と適職が同じに見えますね。
だけど私たちは彼らを表面的にしか知りません。
だから天職が歌舞伎役者なのか、スポーツ選手なのかは本人たちにしかわからないことです。
実は役者やスポーツよりも、心からワクワクするような仕事があるのかもしれません。
天職や適職のスピリチュアルな7つの見つけ方
天職や適職をスピリチュアル的な視点で見つける方法、次の7つがあります。
- 子供の頃に好きだったことを思い出す
- 自分が楽しいと思えることをやる
- まだ誰もやってない仕事も意識する
- 両親の仕事を深掘りする
- 他人に反対されても気にしない
- 占いで見てもらう
- 嫌なことから逃げない
では一つずつ解説していきます。
1,子供の頃に好きだったことを思い出す
まず一つ目のスピリチュアル的視点で見た天職の見つけ方は、子供の頃に好きだったことを思い出す、です。
自分では意外と忘れてしまっているので、両親や兄弟、幼馴染などに聞いてみることをお勧めします。
そして思い出したときに、「またやりたいな」と思ったら、ぜひやってみてください!
そうすることで、あなたの天職への道が開けるかもしれません。
2,自分が楽しいと思えることをやる
あなたがやっていて、心から楽しいと感じることは何でしょうか?
それは魂が喜んでいる証拠!
そのため天職の可能性が高いんです。
3,まだ誰もやってない仕事も意識する
この世では新しい仕事が生まれたり、もう用無しになってしまった仕事が消えたり、日常茶飯事で起こっていますよね。
そのため、今はない仕事でも、あなたが作り出すことも可能なんです。
枠を自分で狭めずに、可能性は無限である!と信じて進んでみましょう。
4,両親の仕事を深掘りする
あなたの両親の仕事を観察したことはありますか?
内容やどんなところにやりがいがあるのか、じっくり聞いてみると、新しい発見があるでしょう。
両親と同じ仕事につかなくても、同じような視点を持っているかもしれませんよ。
5,他人に反対されても気にしない
新しいことをやったり、チャレンジするときに、他人に反対されるのはよくあることです。
- 本当にやっていけるの?
- その仕事で成功するのって一握りの人だけだよ
- 世の中そんなに甘くないのよ
なーんて、よく聞くセリフですね^^;
でもそのようなことを言ってくるのは、あなたを心配するふりをしているけど、実際はその人自身が不安なんです。
嫉妬もしているだろうし、置いていかれそうに感じて不安になっちゃうんですよね。
なので反対されてもあまり気にしない方がいいでしょう。
6,占いで見てもらう
占いやスピリチュアルカウンセラーに天職を見てもらうのもお勧めです。
ただその場合は鵜呑みにしすぎないで、参考程度にしておくといいでしょう。
なぜなら占いやスピリチュアルカウンセラーは外すこともあるからです。
言われた瞬間にピンときたり、自分が想像していた職業と一致していたのなら、それは天職の可能性が高いですね。
7,嫌なことから逃げない
天職を全うするときは、実は嫌なことも引き受けないといけない覚悟が必要です。
例えば天職を始めることで、人からやっかみを言われたり、今までの友達とは別れないといけないかもしれません。
だけでそれを乗り越えた先に、もっと大事な魂の喜びがあるので、ぜひ嫌なことから逃げずに進んでみてくださいね。
天職を探す人が増えている理由
ほとんどの人は学生時代が終わったら、まず適職をスタートさせます。
学校で習ったことを活かせる仕事であったり、自分の性格に合った職業につく人が多いと思います。
そしてその仕事で生計を立てて暮らし始めます。
以前は、若い頃に始めた仕事を定年まで勤め上げるのが普通で、勤続何十年というのが当たり前。
転職するのはごく稀で、天職を探す人なんて少ない時代でした。
でも今は、天職を探して、天職だけで生計を立てたいと考えている人がとても多くいます。
それはメディアが「自分らしい生き方」として、好きな仕事をしている人を取り上げて紹介しているのが影響しています。
また、ネットが普及して、ハンドメイド作品を簡単に売れるようになったり、ユーチューバー、ブロガーといった新しい職業が世の中に生まれてきたことも関係しています。
私もwebデザイナーという仕事を何年も続け、生計を立てられているけど、それ以外の仕事をしてみたいと思い、「webデザイナー以外の天職があるのではないか?」と思って探し続けていました。
webデザイナーは私にとって、できる、周りから求められる、そしてお金を稼げる適職であることは間違いありません。
だけど心から喜びを感じたり、ワクワクすることよりも、不満に感じることの方が多かったんです。だ
から天職を見つければ、不満がなくなって、もっと楽しく働けるし、お金もたくさん稼げるんじゃないかって思っていました。
はい。とっても都合のいい考えですね。
でも「天職は稼げなくてもやりたいこと」がキーワード。だからもっと稼ぎたいから天職を探すっていうのは、そもそもが大間違い!なのです。
適職を受け入れて、諦める
私が適職であるwebデザイナーをやめて、天職探しをしていた頃、占いやスピリチュアルカウンセラーの方に仕事の相談をたくさんしました。
でもみなさん言うことは同じ。
「webデザイナーはやめないほうがいい」って、言うんです。
私はそう言われるたびにがっかりしていましたが、諦めきれず同じ質問をいろんな人にしていたんです。
そして自分でも新しい仕事を初めてみたり、チャレンジをしてみました。その結果、友達が増えたり、楽しかったけど収入には繋がりませんでした。
何年も天職探しをした結果、私は諦めました。
「もうwebデザイナーが私の生きる道なんだ。天職は趣味として楽しみのために続ければいいや!」と。
すると不思議なことに、webデザイナーの仕事が楽しくなってきたんです。今まで不満を感じる部分ばかりをみて、「ここが嫌、あれが嫌」と思っていたけど、今後も続けることを覚悟したら嫌がっていても意味がないので、嫌なことよりもより良くするためにパワーを使うようにしました。そしたらあっという間に、webデザイナーと言う仕事が好きと思えるようになりました。
今まで無駄にwebデザイナーを嫌い、抗っていただけなんだなって痛感しました。
何年も天職を探している人は、もう諦めてみませんか?それは天職を見つけると言う執着の手放しです。
人生を捧げるような天職なんて必要ない
情熱を燃やし、時間を忘れて没頭してしまうような仕事をしている人って、とても魅力的ですよね。私も憧れました。
でも実際、そんなに長い時間、仕事がしたいですか?
私はほどほどに仕事をして、充分な収入を得て、残った時間でたっぷりと友達と遊んだり、家族と過ごしたいです。
天職探しをしている人は、はっきり言って世間に流されすぎ。
もし適職とは別にやりたいことがあるのなら、趣味としてやればいい。そこで収入を得て、副業にしてもいい。もしかしたら数年後、数十年後には副業が本業になるかもしれない。
今、生計が立てられる適職があるけど、そこに不満を感じているのなら、その不満を解消しない限り、次の仕事をしても同じ不満が出てきますよ。
スピリチュアルと天職、適職
スピリチュアル的な視点が向上すると、自然と天職をする人が増えると言われています。
それは最近の大きな時代の変化も関係しているのです。
転職は魂が喜ぶ働き方です。
そのため魂を理解し、地球上での使命に気がつくと、もう適職ではなく天職をやらないといけない流れになるのですね。
でもまだ自分自身のことや魂のことを理解していない段階では、天職だけをして生活を成り立たせようとしてもうまくいきません。