私は最近、友達に嫉妬しています!
それは今、小さい子供がいて思うように身動きできない私に対し、自由に動けて活躍している友達が羨ましいから。そして私もその友達のように、どんどん活動していきたい!と思うからです。
嫉妬って、多くの人が感じたくないと思う感情の1つらしいけど、私は身近な人に対して嫉妬を感じることがとても嬉しいです。
なぜなら、嫉妬は苦しさを伴う感情かもしれないけど、自然と湧き上がる感情であり、そこに宝が眠ってるのを知っているから。
嫉妬を嫌い、嫉妬を感じないようにしたり、嫉妬しない方法を探すのではなく、嫉妬=宝が眠ってるの=エネルギーの元と考えてみてはいかがでしょうか?
この記事では嫉妬について書いています。嫉妬と向き合い、嫉妬をきちんと感じ切ることができたら、あなたのエネルギーはきっと倍増しますよ!
Contents
そもそも嫉妬とは
嫉妬とは、辞書ではこのように書いてあります。
自分より優れている人を恨みねたむこと。
自分の愛する者の愛情が他者に向けられるのを恨み憎むこと。やきもち。悋気(りんき)
大きく分けて、恋愛関係の嫉妬・やきもちと、それ以外の嫉妬に分けられますね。
恋愛関係で抱くやきもち
恋人が自分以外の人を褒めたり、接したりしている姿を見るとやきもちを焼いてしまいます。私も若い頃はそうでした!恋愛関係で抱く嫉妬・やきもちは、自分だけを見て欲しいという気持ちを重要視してもらえない怒りだったり、他人と比べられたときに負けてしまう気がする自信のなさをカバーするエネルギーだと感じています。
自分に自信があれば、例え恋人が自分以外の人を見ていてもやきもちは感じません。つまり恋人が他人に取られる危険を感じるから、やきもちを焼くんですよね。
私たちは愛情が欲しくて欲しくてたまらない生き物です。愛情は本来は自分から自分に向けられるもので、自分を愛していれば充分なのに、自分を愛せないから他人から愛情をもらおうと必死になってしまう。なのに愛情をくれる恋人が、自分以外の人に愛情を注ぎ、自分への愛情が減ってしまったら、それは生命の危機!
やきもちは、私たちの生命の危機を教えてくれる感情でもあるのです。
恋愛関係以外で抱く嫉妬
恋愛に関することでなくても、他人が自分より上手くいっているのを見たときに、人は嫉妬という感情を感じます。
自分と他人を比べて、自分よりも上にいるように感じる人、自分より幸せそうに見える人、そんな人に対して嫉妬を抱きます。
私もあの人みたいになりたい。
私だってあの人みたいに幸せになれるはずなのに、あの人だけずるい。
私はあの人に負けている。悔しい。
こんな風に感じてしまう嫉妬は、自分が子供みたいに無力で幼稚に感じられ、苦しくて悔しいものですね。
嫉妬を感じる理由
嫉妬はこんなにも苦しい感情なのに、感じてしまうのは何故でしょうか?
さきほどやきもちは、生命の危機を教えてくれる感情だと書きました。感情は全て生命に関わるものだから感じるものではありますが、嫉妬は生きるエネルギーを与えてくれるものでもあります。
誰かに嫉妬したとき。私たちはその人のようになりたいと思っています。その人のようになったら幸せになれそうだから。
そして嫉妬を感じるってことは、そこがポイントになっている、ということです。自分の興味のないことに嫉妬を感じることはないんです。
〇〇さんのようになりたいから嫉妬をしている
興味のあることだから嫉妬をしている
このことを理解して嫉妬を感じたら、その嫉妬の奥には大切な宝物があるとは思えませんか?
嫉妬の裏側にある宝物を見つけよう
あなたはどんなとき、どんな相手に嫉妬を感じますか?
私は家族がいるのに自由に行動し、どんどん進んでいっている友人に嫉妬しています。
私ももっと自由に行動したいし、もっと活躍したい。
こんな風に思うのは、嫉妬を感じる相手に憧れがあり、そこに私の可能性を感じているからです。嫉妬はただ感じる嫌な感情ではなくて、自分の可能性を知るための感情ということなんです。
私が自由に行動したら、もっと活躍できる可能性があるし、私がくすぶってるのは、自由に動く勇気がないから。「もっと勇気を出そう!」というメッセージが、嫉妬が教えてくれる宝物の1つでもあります。
嫉妬しない方法を探すのではなくて、もっと感じよう!
嫉妬をしない方法を探す人がたまにいます。嫉妬という感情を嫌い、なるべく感じたくないからですね。
でもそれって、とてももったいない。嫉妬は未来のあなたの可能性を教えてくれる感情です。嫉妬から逃げるのではなくて、しっかりと向き合って、感じ切ったら、素敵な宝物が見つかるはずです。
恋人の浮気相手に嫉妬を感じる場合も同じです。どうしてその相手に嫉妬を感じるのか、をしっかりと見つめてみましょう。
- 恋人を取られそうだから
- 恋人が相手を可愛いと褒めていたから
- 異性をうまく利用しているようで羨ましいから
- 自分も恋人を何人も作り遊んでみたいから
嫉妬を感じる理由は人それぞれ。どの嫉妬も良い悪いはなくて、ただ自然と沸き起こる感情です。
例えば恋人が可愛いと褒める相手に嫉妬を感じるのは、あなたが自分のことを可愛いと思っているからです。ならば「可愛い」という言葉が、あなたのポイントであり可能性。もっと「可愛い」を意識して研究してみてはいかがでしょうか。
オーラソーマでは緑が嫉妬と関係している
オーラソーマでは、緑(グリーン)が嫉妬と関係していると言われています。
緑には嫉妬のほかに、中庸、バランス、死、ハート、道などのキーワードがあります。
嫉妬を感じない、というのはハートを感じない、道を感じないとも言い換えられるのです。ハートを感じないなんて不自然すぎますね。
そして嫉妬を感じる、とはハートを感じる、道を感じるとも言えます。つまり嫉妬を感じているときは、ハートを感じ、道を見出しているとき。あなたのハートは、どんなメッセージを送ろうとしているのでしょうか?
嫉妬から逃げずに味方にしよう
嫉妬がどんな感情なのかを詳しく書いてきましたが、嫉妬を毛嫌いする必要がないことがお分かりいただけましたか?
私は嫉妬は感じたくない!なんて思うどころか、嫉妬を感じたら、「私の可能性がわかるかも?」とワクワクするほどです。
嫌な感情=感じないようにする、という方法が当たり前になっていますが、それはチャンスを逃しているようなもの。もっと嫉妬と仲良くして、宝物を見つけてみませんか?
その宝物は、あなたの大切なエネルギーの元ですよ。