『神聖幾何学』という言葉を聞いたことはありますか?
スピリチュアル好きな方なら一度は耳にしたことがあると思いますが、一般的にはまだ普及していないかもしれません。
代表的で最も有名な神聖幾何学模様はフラワーオブライフと呼ばれる、いくつもの同じ大きさの円を重ねて作られた幾何学模様です。
世界中の歴史的建造物にも使われており、目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
神聖幾何学模様とは古くから使われて来た模様であり、自然界の生き物の体の構造にも見られる幾何学模様とされています。
その模様はそれぞれに独特のエネルギーを発しており、パワーを秘めています。そして幾何学模様をうまく使うことで、私たち人間もエネルギーを得る効果があると言われているのです。
このページでは神聖幾何学模様とは一体なんなのか、どんな効果があり意味があるのかを紹介しています。
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こんな方におすすめ
- 神聖幾何学の効果や意味を知りたい
- 神聖幾何学とはどんなものなのか興味がある
Contents
神聖幾何学模様とは
神聖幾何学模様の「幾何学」とは、数学で図形や空間の性質を研究する分野を指します。
その歴史は古く、アフリカ最長級の川であるナイル川が定期的に大氾濫をするため、その氾濫を防いだり、土地を復興のために行われた測量で幾何学が用いられていたと言われています。
ナイル川が氾濫すると、エジプト全土が海のようになる
と、古代ギリシアの歴史家ヘロドトスが残しているほど、ナイル川の氾濫は凄まじいものでした。
そんな大規模で定期的に訪れす反乱を防ぐために、天文学や測量技術が発達しました。
土地の測量をすることで、荒れた土地を制止したのですが「土地=geo」「測量=metry」と書き、それが「幾何学=geometry」の語源になったのです。
このエジプト人の知恵は古代ギリシア人に引き継がれ、哲学者ピタゴラスによってさらに発展を遂げることとなります。
このような数学的な幾何学に、神聖なエネルギーが加わったものを『神聖幾何学』と呼びます。
神聖幾何学は、利用することでエネルギーを発生させたり増幅させる効果があルものが多く、世界中の建造物に使用されています。
神聖幾何学の効果
神聖幾何学は波動が高く、パワーの強い模様ですが、具体的にどんな効果があるのでしょうか?
主に以下のような効果があるとされています。
- 魂と身体と心のバランスを整える
- 心身を癒す
- 場を浄化する
- 直観力を増す
- ポジティブ思考になる
- 進むべき道に進める
では一つずつ詳しくご説明します。
魂と身体と心のバランスを整える
波動の高い神聖幾何学は、持つ人や場を整える効果が高いので、部屋に飾ったり身につけることで魂と身体、心のバランスを調整し、整える効果を期待できます。
私たちは地球上で肉体という物質を身にまとっています。そして人間には豊かな感情もあるため、魂と身体と心のバランスをとることは、とても難しいのです。
バランスが崩れることで、物事がうまくいかなかったり、病気になったり、本来の魂の使命を全うすることができません。
そんな私たちを神聖幾何学はサポートしてくれるでしょう。
心身を癒す
高い波動を持つ神聖幾何学は、私たちの心身を癒すこともできます。
心や体に溜まった疲れや邪気を払う効果が期待できるため、なんだか身体が重い、動きが鈍い、頭がボーっする...と感じる方は、神聖幾何学を取り入れるのがおすすめです。
場を浄化する
神聖幾何学は場の浄化も得意です。
また持ち歩くことで、外出先の場の浄化も期待できます。
人が多いところに出向くことが多い人や、来客が多い人などに効果的でしょう。
直観力を増す
魂と身体、心のバランスを調整し、整う神聖幾何学を使うことで、直観力が増し、思考と感じる力がクリアになります。
ポジティブ思考になる
魂と心身のバランスが整い、さらに癒す効果の高い神聖幾何学を身につけたりインテリアに利用することで、気持ちが前向きになり、ポジティブ思考で行動力がアップする効果も期待できます。
進むべき道に進める
ポジティブ思考になり、思考と心がクリアになるので、本来魂が進むべき道にぐんぐん進めるようになります。
これからやりたいことがある方や、もっと人生を向上させたいと考えている方は、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
神聖幾何学の種類 プラトン立体
神聖幾何学は平面だけではなく、立体にも存在します。
プラトン立体とは、立体を構成する面の大きさが全て同じ正多面体のこと。
完璧な均整の取れているプラトン立体は、古代の人々はあまりの完璧さから神が作ったと考えていました。
全ての面の形が同じ正多角形で、かつ全ての頂点に接する面の数が同じ、そして全ての頂点が同じ球体に触れる、という条件を満たす正多面体は、以下の5種類しかありません。
- 正四面体
- 正六面体
- 正八面体
- 正十二面体
- 正二十面体
神聖幾何学の種類 マカバ
マカバとは六芒星が立体的になったもので、エネルギーが高くスピリチュアルなシンボルとして有名です。
マーは「光」、カーは「魂」、バーは「肉体」という意味があり、光が魂と肉体という逆方向に回転して生み出されるエネルギーを意味していると言われています。
つまりマカバは私たちを取り巻くエネルギーフィールドを形にしたものとも言えます。
また、マカバは「魂の光の乗り物とも言われています。
マカバのエネルギーを最大限に活用することができれば、どんな願い事も叶う!という人がいるほど、強力なエネルギーを持つ神聖幾何学です。
二大神聖幾何学 フラワーオブライフとメタトロンキューブ
神聖幾何学として最も有名なものはフラワーオブライフだと前途しましたが、もう一つ有名な神聖幾何学がメタトロンキューブです。
メタトロンとは、神の代理人とされる「大天使メタトロン」を意味します。
メタトロンキューブには、神がつくった完璧な図形とされるマカバスターや、球体のスフィア、そして5つのプラトン立体がすべて入っており、邪気や魔を跳ね返す結界としての役割があります。
さらに私たちのの意識や霊性を高次元へと引きあげたり、魂と心のバランスを整えるお守りとしてしても使われています。
自然界の中に見る神聖幾何学
幾何学模様は自然界の中にあふれており、私たちは常に目にしています。
完璧な模様を織り成す自然界の生き物たち...とても神秘を感じますね!
フィボナッチ数列
フィボナッチ数列とは、「2つ前の項と1つ前の項を足し合わせていくことでできる数列」のことです。
例えば「1,1」から始まり、1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21…となります。
このフィボナッチ数列は自然界の生き物の中によく見ることができ、ひまわり、オウムガイなどが有名ですね。
有名な『黄金比率』と呼ばれる比率はフィボナッチ数列と似ていて、繋がりがあると言われています。
フラクタル幾何
フラクタル幾何(フラクタルきか)とは、フランスの数学者マンデルブロが導入した幾何学の概念です。
図形の一部分と全体が自己相似形になっているものなどを指します。
例えば海岸線や雲、木の枝分かれ、雪の結晶、ロマネスコ(カリフラワーの一種)など、複雑な図形を数学的に理論化しました。