お寺でお願いしてはいけないのは嘘だった!願いが叶う作法とは
「お寺でお願いしてはいけない」と聞いたことはありますか?
神社でお願い事をする人は多いですが、お寺では願い事をする人はそもそも少ないかもしれません。
お葬式や法事、お墓参りなどで行くことが多いお寺では、どのタイミングで願い事をするのかもよくわかりませんよね。
ですがお寺でお願いしてはいけないというのは実は嘘!
正しい方法であれば、お寺でも願い事をしてもいいんです。
このページではお寺で願い事をする方法などについて解説しているので、ぜひ最後まで読み、お寺で願い事をしてみませんか?
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こんな方におすすめ
- お寺でお願いしてはいけないのは本当か知りたい
- お寺で願い事をする方法を知りたい
Contents
お寺でお願いしてはいけないのは嘘
お寺は「仏教」の宗教施設です。
仏教は古代インドで生まれ、中国を経由して日本に伝来しました。
釈迦をはじめとして悟りを開いた「仏」を信仰します。
日本には神道の施設である神社も多くあるので、神社とお寺という違う宗教の建物がたくさんあり、多くの方はどちらにも行くことが多いのではないでしょうか。
お葬式や法事はお寺
祈願や初詣は神社
というように、どちらも大事にして、何かと行く習慣がある日本人が多いですよね。
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お寺で願い事をしていけないと言われる理由
お寺には仏様の仏像がたくさん置かれていることが多いですが、仁王像など怖い顔をしている仏像もたくさんあります。
お寺でお願い事をしてはいけないと言われる理由は定かではありませんが、多くの方が自分勝手に願い事をバンバンいうのははしたない、都合が良すぎるなどという理由で非難されているだけのようです。
そのため本当はお寺で願い事をしてはいけないというわけではなく、きちんとわきまえて願いをするのはOKなんですね。
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お寺の目的
お寺はそもそも仏様と一体になる修行の場として建てられました。
今でもお坊さんは戒律を守りながら、仏様に仕えています。
そのためお寺を参拝するときは、無心になるのがよいとされます。
ですが最近は参拝者のご利益祈願がメインとなることも増えてきています。
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お寺で願い事をするときの作法
お寺で願い事をするのであれば、きちんと作法を知っておきましょう。
願い事をしない場合であっても、マナーを守るのは大切なことです。
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お寺に行く時間
お寺には日中の明るい時間帯に行きましょう。
できれば午前中が良いとされています。
暗くなり始める夕方(15時以降)は行くのは控えるべきです。
お寺にはお墓があることも多いですが、お墓は昼間は良くても暗くなってからいくと魔が増えると言われています。
ぜひ明るい時間にお寺に行くようにしてください。
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服装
山の中にあるお寺もありますが、基本的に行きやすい場所にあるお寺なら、小綺麗な格好で行くのが望ましいです。
ただしかしこまる必要はなく、カジュアルな服装でも問題ありません。
ビーサン、穴の空いたジーンズなどラフすぎる格好は失礼に感じる人もいるかもしれません。
とはいえ仏様たちはそんなに狭い心の持ち主ではありませんので、服装はそこまで気にしなくても平気です。
それよりは怪我をしにくい靴や服で行く方がお勧めです。
お賽銭
お賽銭箱にはいくら入れても大丈夫です。
「ご縁がありますように」と五円玉や50円玉を入れる方が多いですが、特に決まりはないので、自分で入れたい金額を入れれば大丈夫です。
お金を投げて入れるのはダメ!必ずお賽銭箱の端から優しく入れましょう。
お辞儀
神社ではお賽銭を入れた後に二礼二拍手一礼をします。
ですがお寺では二礼二拍手一礼も手を叩くのもダメ!
お寺でお賽銭を入れたあとは「合掌一礼」のみで大丈夫です。
他にもあるお寺のマナー
お寺でのマナーは願い事をするとき以外にもさまざまあるので、ご紹介します。
火を吹いて消さない
お線香があった場合には近くに蝋燭が置いてあるはずです。
その蝋燭で火をつけますが、火を消すときは口で吹くのではなく、手であおいで消しましょう。
でもなかなか消えなくて、フッてやっちゃうことありますよね^^;
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山門の通り方
山門から入るときは胸の前で合掌をしてお辞儀をしましょう。
そして右足から敷居を踏まないようにして入ります。
山門から出る場合も、本堂に向かって合掌をしてお辞儀をしてから出ましょう。
手水
手水は神社で手を洗う時と同じで大丈夫です。
左手、右手、口、左手の順で洗い、最後に柄杓の柄を洗います。
ハンカチはあらかじめ出しておきましょう。
神社も願い事はしない方がいい?
神社で願い事をする方は多いですが、実は神社でも願い事はしない方がいいと言われているのをご存知ですか?
これにはいろんな意見や考え方があるので、ご自身でどちらがしっくり来るか考えてみてくださいね。
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神社は宣言をする場
神社は願い事をする場ではなく、これから自分が何をしたいのか、宣言をする場所だ。という意見があります。
お賽銭を入れた後に「名前・住所」を言ってから
「これから私は〇〇をやります」
「私は〇〇を決心しました」
などと、報告をする場だと言うのです。
神聖な場で宣言をすることで、自分自身の決意が固くなるかもしれませんし、静かな空間で改めて自分と向き合うきっかけになりますよね。
願い事をするのは自分に力がないから?
お寺であろうと神社であろうと、神様や仏様に願い事をするのは「私には願いを叶える力がありません」と言っているとも考えられます。
どうしても自分の力ではどうにもならないことを、誰かに縋って頼りたくなることはありますよね。
ですがあれもこれもとお願い事をたくさんするのは、自分では願いを叶えることができない、と決めてしまっているようなものなのです。
それは他力本願であり、自分の力で未来を切り拓く力を失ってしまっているのかもしれません。
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占いに頼りすぎる人と同じ
神社やお寺で願い事をしまくるのは、占いや方位などに頼りすぎる人と同じ。
方位は統計学なので、必ずしも絶対当てはまるとは考えにくいです。
それよりは自分の直感を信じて生きる方が、しっかりと自分の力を使って生きることになるのではないでしょうか。
いろんなところでお願いをしまくると、どんどん自分の本来持っている力を捨てているとも考えられるのです。
お寺はパワーをもらえる場所
私はお寺は好きで、よく行きます。
願い事をしたり、仏様を見に行く...わけではなく、お寺の造りが好きなのです。
広い畳の部屋で、天井が高く、豪華な飾りや木魚などの音を聞くと落ち着きます。
またお坊さんのお経もとても心地よく、お葬式や法事でお経を聞いていると時間はいつも瞑想をしているような気分になります。
最近は護摩に行くことも多いです。
和太鼓の音を聞いていると、スカッとして気持ちがいいんです。
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お寺の空気
神社もそうですが、お寺も空気は良いですよね。
お寺には大きな木が生えていることも多いですし、街中よりも気持ちの良い空間が作られています。
そのためお寺に行くだけで、なんとなく気持ちが良くなる人も多いのではないでしょうか。
また観光名所になっているようなお寺は、古い建築や仏像を見ることもでき、歴史を感じられるのも楽しいですよね。
気分がリラックスすると言うことは、自分のエネルギーとその場の相性がいいと言うことです。
お寺だとしてもなんか怖い感じがする、そわそわするなどを感じる時は、あなたとエネルギーが合っていないので、長居は無用です。
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お寺でお願いしてはいけないのは嘘だった:まとめ
お寺で願い事をしてはいけない、と言われるのは嘘だったとお分かりいただけたでしょうか。
誰が願い事をしてはいけない!と言い始めたのかはわかりませんでしたが、失礼になるような行為は慎んだ方がいい、ということなのでしょう。
お寺は仏様がいる神聖な場なので、マナーを守り、参拝する人みんなが気持ちよく使えるようにした方がいいですよね。
個人的にはお寺も神社も願い事はしない主義です。
気持ちのいい空間なので、たまに行きたくなりますが、願掛けをしようとは思いませんし、お守りにもあまり興味がありません。
日本にはたくさんのお寺がありますが、どのように接していくかは人ぞれぞれに考えて選択をしていけばいいと思っています。