岡本太郎はカラスをペットにしていたのは本当だった
「芸術は爆発だ!」という名言でもお馴染みの芸術家、岡本太郎。
天才ゆえの変わり者のイメージもある彼ですが、ペットとしてカラスを飼っていたのはご存知ですか?
カラスは真っ黒で大きいので苦手な方も多い鳥です。
ですがその一方で、とても賢く、人間に懐くこともあり、ペットのように飼っている方もたまにいらっしゃるのです。
またカラスは神の使いとして神聖な生き物と言われることもあります。
不思議なカラスをペットとして飼っていた岡本太郎さんについて、この記事では解説していきます!
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こんな方におすすめ
- 岡本太郎がカラスをペットにしていた理由を知りたい
- カラスはペットにできるのか気になる
岡本太郎は本当にカラスをペットにしていた!
東京・青山に元自宅を美術館として残されている岡本太郎。
岡本太郎は、動物を飼うことはあまり好きではなかったそうです。
ですがアトリエとしても使っていた自宅では、カラスを一匹飼っていたのです。
そのカラスはガァガァと鳴くので「ガァ公」という名前で呼ばれ、岡本太郎に可愛がられていたのだとか。
彼の手から直接餌をもらうほど、懐いていたようです。
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ペットを飼わなかった理由
岡本太郎がペットを飼うことを嫌っていた理由は、「動物が人に懐く上で、気に入られようと媚を売る感じ」が嫌だったそうです。
ですがカラスの「ガァ公」は気に入られようとしたりすることなく、岡本太郎と対等の関係でいられる...と彼は感じたのかもしれません。
もともとペット用に開発された動物ではなく、カラスは野生の動物です。
本当に気が合い、心を許しているからこそ、岡本太郎のそばにずっといたのかもしれませんね。
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岡本太郎のカラスの飼い方
そもそも野生のカラス。
「ガァ公」は鎖で繋がれて、岡本太郎と一緒に散歩をしていたそう。
また飛んで逃げないように羽を切っていたそうです。
ですが岡本太郎は、カラスを飼っているわけではなく「一緒にいるだけ」と言っていたようです。
カラスと飼い主、という関係にはなりたくなかったのかもしれませんね。
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「太郎さんとカラス」岡本敏子のエッセイ
岡本太郎の養女で秘書もしながら一緒に暮らしていた岡本敏子さんは、「太郎さんとカラス」というエッセイを書いています。
人に馴れず、平然としているカラスを、友として大切にしていた岡本太郎の、カラスとのエピソードを綴っています。
貴重な写真がたくさん!岡本太郎の新しい一面を知れる
カラスと岡本太郎の写真なども掲載されており、どんなふうにカラスと生活をしていたのかがよくわかる一冊です。
岡本太郎の普段とは違う優しい眼差しの写真なども載っているので、新たな一面を知ることができます。
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太陽の塔はカラスがモチーフになっていた!?
70年大阪万博の際に作られた岡本太郎の代表作「太陽の塔」。
実はあの党は「カラス」がモチーフになっていると言われています。
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岡本敏子のエッセイに記載
前途した岡本敏子著「太郎さんとカラス」の中に、こんなエピソードが載っています。
ある人が太郎に「どうしてあんなものを思いつかれたのですか?」と尋ねたら、「太陽の塔? あれはカラスだよ」と答えた
岡本太郎はカラスからインスピレーションを得て、太陽の塔を作ったのですね!
言われてみれば、一番上のゴールドの部分には嘴があるし、左右に飛び出ている手のようなものは羽根に見えますね。
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そもそもカラスは飼ってもいいのか
カラスに限らず野生の動物は飼ってはいけないという決まりがあります。
「鳥獣保護法」によって保護されているのです。
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カラスを飼ってもいいケース
基本的にカラスなどの野生動物を個人が飼ってはいけませんが、以下のような理由がある場合に限り、許されているそうです。
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怪我などでやむを得ず保護するとき
カラスがケガをしていたり、倒れていた場合に限り、一時的な保護ができます。
ただし保護をしたら役所へ許可を申請しないといけません。
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鳥獣保護管理法の範囲内での捕獲
鳥獣保護管理法では都道府県ごとに決められている狩猟期間のみ、例外として許可を得れば捕獲や飼育をできる場合があります。
地域によってペット目的の捕獲を禁止している場合もあるので、注意しましょう。
カラスに限らず狩猟鳥獣に指定されている生き物は、規定さえ守れば役所などに届出を出さなくてもいいそうです。
ですがしっかりと調べてから飼うようにした方がいいですね。
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