あなたは今、本気で生きていますか?そして生きる理由はなんですか?
こう聞かれて、すぐに答えられる人はどれくらいいるのでしょうか。
私は数日前まで、答えられませんでした。
私には今のところ幼い子供がいるので、子供たちを育てる責任があるのと、将来子供たちがどんな大人になるのかを見るのが楽しみ…だから、生きている。
生きる理由は、そんな風に思っていました。
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生きる理由、楽しみを見失う
生きる理由を見失ったことはありますか?
先月、私は36回目のの誕生日を迎えました。そして誕生日の日に考えたことは、
もし20年後に子供たちが成人して巣立った後、私はどんな生活をしているのだろう?そして10歳年上の夫もいなくなったら、どういう生き方をするのだろう?
ということでした。
今の私は子育てに忙しいし、仕事も頑張っています。
子育ては親としての責任だし、仕事は家族と遊びに行ったり不自由のない暮らしをしたいから、頑張っているんです。
家事は嫌いだけど、子供や夫のために、食事もバランスを考えて用意しています。
だけど、私がもし一人暮らしになったら。
ご飯は毎日納豆や食パンのトーストだけで満足しそう。
そして一人だったら遊びに行きたいと思うこともなさそうだし、質素な暮らしで充分。
だから必要最低限のお金しかいらないから仕事もやる気がしない。
そうなったら、死にたい理由もなさそうだけど、これといって生きる理由もなくなりそう。
と思ったのです。
本気度が伝わってこないと怒られる
話は少し変わりますが、先月から、とある知人から怒りのメールが届くようになっていました。
昨年から私は家探しをしているのですが、その方は、家探しを手伝ってくれている男性です。
かれこれ1年ほどの付き合いになる方で、とても穏やかなおじさんだったんだけど、突然豹変!長ーい怒りのメールを私に送ってくるようになりました。
その内容は、
私が家探しを本気でやってない!そんなんではいつまでたっても見つからないよ!ずっと本気度が伝わってこない!
というもの。正直怒られる筋合いはないことで意味がわかりませんでした。
今まで穏やかだった方が、急に怒ったメールを送ってきたことにびっくりしたのと、私は本気で探しているのに何故そんなことを言われるんだろう?と不思議な気持ちでいっぱいになりました。
その後、何回かやり取りをして、私が本気で家を探していると伝えました。だけど結局最後まで、本気になってない!と怒られるばかりで、そのまま連絡を断つことに。
目の前の出来事、人物は全て自分の鏡
私は世界は鏡であると信じています。世界は私たちの内面の鏡です。
だから、腹の立つ出来事や、嫌いな人物も全て自分です。
そんな考えのもと、今回の怒られたエピソードに、どんなメッセージが含まれているのか探りました。
私は、信頼していた方が急に理解してくれなくなったようで、とても残念に思いました。腹がたつより、残念な気持ちが強かったんです。
世界は鏡。目の前の人物も鏡。つまり、怒ってきた知人は私であり、知人の言葉は私が私に対して言っている怒り。
本気でやってない!本気度が伝わってこない!
これは、家探しを通しての言葉だけど、本当は、私が私の人生を本気でやってない!というメッセージだと気がつきました。
なぜなら、私が死にたい理由もないけど、生きる理由もないと考えるようになった時期と、知人が急に怒り出した時期が同じだったからです。
生きる理由は自分のために創るもの
生きる理由とは、自分のために創るものだと思います。
今の私が死にたい理由がないのは、今が幸せだからです。不自由なことがないので、特に死ぬ必要はないんです。
だけど心から喜ぶような、情熱を感じること、楽しみなことがありません。だから生きる理由がないと思っていました。
だけどそれって、他力本願で、ただの逃げ。
もっともっと自分が感動することを、自分のために創造することはできるのに、それをやらずにいたんです。
このことに気がついたら、エネルギーが胸の奥からジワジワと湧いてくるのがわかりました。
とても静かだけど、熱さを感じるエネルギーです。
私が喜び、感動するために、私が私のために努力をする。私はそのために生きたい!本当はもっともっと感動したい!まだまだ死にたくない!
そんな思いが湧き上がりました。
本気で生きていますか?
今、あなたは本気で生きていますか?そして生きる理由はなんですか?
このページの一番最初に書いた質問ですね。
本気で生きるって、そもそもどういうことなのか、どうしたら本気と言えるのか、難しいことです。少し前の私なら、答えられませんでした。だけど今は、こう答えます。
私は、本気で私を感動させるために生きています。
自分がつまらない人生を送っているのは怠慢だからです。
生まれたときから貧しかったり、恵まれない環境で育ったら、つまらない人生になって当たり前。という方もいるかもしれません。
だけど今の私はその立場にいません。貧しくもないし、恵まれない環境にいるわけではない。それなのに人生がつまらないのは、怠慢。自分を喜ばせるような努力をしていないし、創造力が足りない。つまり、本気で生きていないってことです。
世界には、自分の人生に本気で体当たりしてる方が、どれくらいいるのでしょうか。私のように逃げている人の方が、多いのだと思っています。
本気になる怖さを乗り越える
本気になって頑張ったのに、失敗したら、すごくカッコ悪いし惨め。だから本気にならない。ほどほどの人生で満足。
これは今までの私の気持ちです。
本気になるって、どんなときも怖いことです。負けるくらいなら最初から勝負をしない。
「私、競争って苦手〜」と若い頃の私は本当に言っていました。
だけど、カッコつけてる姿ほどカッコ悪いことってないんですよね。
自分のために本気で生きる。このことについてじっくりと考えてみませんか?