理想の相手と出会い、結婚したい。
女性なら誰でもそんな風に考えるかもしれません。ですが、スピリチュアル的視点で見ると、結婚は誰としても同じです。
こんなことを言うと、結婚への憧れや夢が崩れてしまいそうですね…
だけど、本当のことなのです。
この記事では、そんな結婚について書いていきます。
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世界は鏡、パートナーも鏡
あなたはどんな人と結婚したいですか?
私は、もしも今独身ならば、優しくて大らかで、あまり怒らない、そして働き者で、私のことを丸ごと包んでくれるような人と結婚したい。と言います。
大体の女性は、わかるわかる!と賛同してくれるのではないでしょうか?
世界に現れる状況、人物は全て、自分の鏡です。特に結婚相手は、一番身近な存在で、一番はっきりと写る鏡です。
もしも理想のパートナーと結婚ができた場合でも、パートナーは私たちの心のありようによって、いくらでも変貌します。
私たちが鏡を見たとき、顔色が良い日もあれば、肌がくすんでさえない日もあります。そんな風に、鏡は一刻一刻変化する私たちを、ありのまま映し出します。
それは結婚をしたパートナーも同じなのです。
自分にOKが出せないと、パートナーもOKしてくれない
出会ったときのパートナーは、とても優しくて寛容な人だったのに、結婚したら厳しくて小うるさくなった。なんて話はよくありますよね。
実は私の夫もそうでした。結婚当初、とても厳しくて、私の掃除や仕事などにあれこれ言ってきて、毎日のように喧嘩ばかりしていました。
その頃の私は、喧嘩をするたびに「私がもっとちゃんと掃除ができれば喧嘩にならないんだ。もっとちゃんとしないと!」と思っていました。
これ、当たり前の思考のように思えますが、実は自分で自分を責め続ける負のサイクルに陥っていたのです。
指摘される→私がダメなんだ→また指摘される→やっぱり私はダメなんだ
というように、ダメな自分を責める思考がどんどん強化されていきます。
私の夫は私の鏡として、「お前は自分のことをOKだと思っていないね?じゃあ指摘してやろう。ここもダメ、あそこもダメ。」というように、小うるさくあれこれ指摘していただけです。
このことに気がついた後は、夫はうるさくなくなりました。元々の神経質な性格は変わらないので、たまに小言を言ってくることはあります。でもいちいち私が反応しなくなったので、ただの意見交換になり、喧嘩にはなりません。
パートナーは最大の敵で、最強の味方
鏡はありのままを写すだけですが、見たくないところが見えてしまうときは、鏡は忌々しい存在になります。
シミやシワが増えてきたりすると、まじまじと鏡を見るのが怖くなりますね。それと同じです。
逆に、歯に海苔がついているときは、鏡はありがたい味方です!鏡がないと気がつかないのですから。
つまり、パートナーも同じ。自分の見たくない部分を指摘してくるパートナーは最大の敵です。でも、自分では見えない、良くなるような点を指摘してくれるパートナーは、最強の味方になります。
自らが創り上げているパートナー像
私が結婚当初は喧嘩ばかりだったと書きましたが、それは私が私自身にOKが出せていなかったせいでした。
私はもっと完璧な妻にならなければいけない、こんな私はダメだ!と思い込んでいたのです。
だから、夫はその思い込みをずっと指摘してくれていたのですね。でもその指摘を受けている間の私は、夫のことが疎ましくて、敵だと思っていました。
もっと私のことをありのまま認めて、包んでくれる優しい人と結婚したかった!
こんな風に思っていましたが、これこそ私が私に言っている言葉。思い込みがよくわかるメッセージです。
私が私のことをありのまま認めていないし、優しく包んでもいなかったのですから!
これに気がついたときは、かなり衝撃的でした。それまで敵だと思ってた夫は、私が作り上げていたとわかったのです。
理想のパートナーはあなた次第で変貌する
結婚したいのになかなか踏み切れない方は、よく「相手がこの人でいいのだろうか?」と悩んでいます。
ですがパートナーは鏡の存在だから、今のパートナーがどんな人だろうと、あなた次第で変貌するのです。
それは悪いと思える方に変わるかも知れませんし、より優しく素晴らしい男性に変わるかもしれません。
あなたがあなたを責めていたら、パートナーもあなたを責めてきます。
あなたがあなたを大切にしていたら、パートナーもあなたを大切にします。
今のパートナーに不服があるのなら、その不服をきちんと見つめてください。それもあなたの鏡なのですよ。