「開運方法」「開運のための方法」「運気アップのためにできること」「成功している人がやっていること」など、開運、運気アップ、成功などにまつわる情報は、テレビやネット、本などでたくさん出回っています。
それは多くの人が「開運したいし、運気をアップして、成功したい!」と思っているから。だけど、こんなに昔からたくさんの情報が出回っているのに、不幸そうな人が多いのはなぜでしょうか?
「テレビで紹介していた開運スポットに行ったけど、何も変わらない」
「開運に効くと聞いたグッズを買ったけど、運が上がったとは思えない」
「クチコミで評判の開運方法を試したのに、嫌なことばかり起こる」
こんな風に、周りで盛り上がっている情報を聞いて、まじめに実践したのに何も成果が得られない方が多いのです。
ではなぜ言われたままに取り組んだのに、効果がないのでしょうか。
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他人の意見に振り回されすぎている
世にたくさん出回っている開運方法や、成功体験は、あくまでその人たちの体験談です。その体験談、成功事例を教えてもらい実践しても、同じような効果が得られる人もいれば、全く効果のない人もいます。
なぜなら環境や立場、考え方などが違う個人の意見に過ぎないからです。
わかりやすい例え話をしてみましょう。
派手なファッションで目立つAさん
私の友人のAさんは、ヒョウ柄や金色、スパンコールなどキラキラした派手なアイテムが大好き!お財布は若い頃から大好きな金色、ファッションはいつもヒョウ柄や、赤、黄色などの目を惹くコーディネート。ピアスやネックレスも大きな石をあしらったような、インパクトのあるものばかりです。
そしてメイクも派手なファッションに負けない、濃いスタイル。真っ赤なリップにまつ毛エクステが欠かせません。
周りからは「派手ね〜」と言われながらも、Aさん本人は、毎日大好きなアイテムをたくさん身に付けることができて幸せを感じています。それに、派手だけどとても似合っているのです。
Aさんは服を着るだけで幸せなので、いつも大らかでニコニコしていて人気者。友達が多く、男性からも人気があり、もうそろそろ結婚する予定です。結婚相手は友人に紹介してもらった、とても優しい方だそう。
そんな目立つAさんの周りには、幸せそうなAさんのようになりたいと思う女性が集まり、コーディネートや行動を真似する方が多いのだとか。
地味で大人しいBさん
Bさんは、私の学生時代からの友人です。大人しくて、あまり自分からはベラベラと話したりはせず、控えめな印象の女性です。
化粧はほとんどせず、髪の毛も染めたことがないそうで、自然体そのもの。ファッションは着心地の良いデザインが好みだそうで、流行りを追いかけるよりは自分の好きなものを選び、気に入ったものを長く着続けるタイプ。
優しくて大人っぽい雰囲気の彼女ですが、大人しくて、いつも端っこの方にいるせいか、あまり男性からモテるタイプではありません。そのため、30歳を過ぎてもなかなか結婚の機会に巡り会えず、少し悩んでいました。
あるとき私とBさんは、夕ご飯を一緒に食べる約束しました。そして待ち合わせ場所に現れたBさんを見て、私はびっくり仰天!
真っ赤なセーターを着て、濃いアイラインを引き、真っピンクのリップを塗って登場したのです。
私は思わず、「その格好、どうしたの?!」と聞いてしまいました。すると、「友達にもっと女子力を上げた方が良いって言われて、コーディネートしてもらったの。」との回答。
Bさんをコーディネートした友人曰く、「雑誌に載ってた開運コーディネートだよ!目とリップを印象的にした方が恋愛運も上がるの!」とのこと。確かにファッション自体は、今時の流行りのデザインのものばかりで可愛らしいコーディネートでした。
だけれども、お世辞にもBさんには似合っていなかったのです。Bさん自身も、「似合ってないと思うし、メイクも自分じゃないみたいで気持ち悪いんだけど、友達が強く勧めるから断れなかったんだよ〜。」と言っていました。
そこでその日は、二人で夕ご飯を食べながら、開運や恋愛について熱く語り合ったのです。
開運に一番効くのは「心地よい」と思える気持ち
Bさんにのように、開運に効くからといってあれこれ取り入れたとしても、気持ちが悪くなっては運気はダウンしてしまいます。
先に紹介したAさんは、元々好きだった派手なアイテムが、実は世間で言われている開運アイテムに当てはまっていました。本人は無意識ですが、身に付けるものは、開運に効くとされるグッズばかりだったのです。
かたやBさんは、開運アイテムと呼ばれるものは、どれも好みのものではありません。開運グッズを身に付ければ付けるほど、居心地が悪くなります。それでは表情は曇り、元気が無くなってきます。
開運や、運気アップのためには、自分が「心地よいエネルギー」をどれだけ感じられるかが大事なのです。
それなのに、どうも他人の言うことに振り回され過ぎな方が多すぎます!本当は嫌なのに、評判がいいからと言って好きでもない開運グッズを持ち歩いても逆効果です。
自分の「好き」を知って、幸せな時間を増やす
Bさんに、「開運とは心地よさがポイントである」と話したところ、すぐに納得してくれました。そして次の日からは、またいつものBさんのスタイルに戻したそうです。
そしてこの体験から、Bさん自身の好きなもの嫌いなものを改めて考え直し、より一層好きなものを、じっくりと選ぶ時間を増やしたそうです。そんな風に、自分のための時間を作ることを、Bさんはとても幸せに感じたと言います。
そんなことがあったBさんは、あるとき結婚相談所に登録を決意。「今のままでは出会いを期待できない」と思っての行動だそうです。そしてそこですぐに出会った方と意気投合し、先日結婚しました。
結婚のお相手は、自分のことをとても大切にしているBさんに、魅力を感じたと話していました。
開運したいのなら心地よさをポイントに選ぶ
AさんとBさんは、タイプの全く違う女性たち。どちらも自分の好きなことを続けることで、快適な時間を過ごしています。人は誰でも個性的で、好き嫌いは人それぞれに違います。
人は容姿、環境、立場、好みなとが全く違うのに、開運を求めるあまりに画一的なものを真似しすぎるのが不自然だと、私は常々感じています。
確かに風水やラッキーカラーなどの効果はあると思いますが、自分自身の気持ちをねじ伏せてまで行動する必要があるのでしょうか?
色の力は科学的にも証明されてますし、風水は統計学ですが、先人たちの知恵が集結したもの。そんな情報を集めた開運方法は、効果はあるのです。
開運したい、運気を上げて成功したい!と思うのならば、評判の良い開運方法を試すことは価値があります。ただ、やってみて違和感を感じたり、心地よくない場合は無理に続ける必要はありません。
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ここでひとつ要注意ポイント!
気になることはまず試す!
Bさんは失敗があったからこそ、自分の大切なことがわかりました。このように、失敗は成功への近道。何でも頭で考えてジャッジするのではなく、行動してみないとわからないこともあるのです。
気になることがあるのなら、ぜひ一度は試してみてください。
例えば「ピンクの服なんて恥ずかしい!」と思っていたとしても、試しに試着してみたら意外と似合って、顔色も良く映り、なんだかウキウキした。なんてこともあるかもしれませんよ。
素直であることも開運に必要な要素ですね。