自分を愛する方法、スピリチュアルな意味、そしてどうやって愛するのか解説します。
あなたは、あなたのことが好きですか?
自分のことを愛していますか?
この質問に、すぐに「はい!」と答えられる人は稀だと思います。
私たちは子供の頃から、自分のことよりも他人のことを配慮し、気を遣いながら生きることを美徳と教えられてきました。
さらには、自分の思いはなるべく隠して、遠慮したり、謙遜したりすることも良しとされています。
他人に気を遣う、遠慮をする、謙遜をする
これら自体は悪いことではなく、日本人の美しさや優しさを表すものだなぁと感じます。
ですが、このことに軸を置いて生きている人のなんと多いことか!自分の人生なのに、まるで他人を軸にして生きている方が本当に多くて、驚きます。
他人軸で生きるということは、自分を愛することを置き去りにした生き方。
スピリチュアルに詳しい方でも、「自分を愛する」なんていう発想すら、浮かばない人もいるかもしれません。
こんな方におすすめ
- 自分を愛する、スピリチュアルな意味を知りたい
- 自分を愛する方法を知りたい
- どうやって自分を愛するのか知りたい
Contents
自分を愛する方法とスピリチュアルな意味
自分を愛する、スピリチュアルな意味は、より良い人生を送るために自分を大切にすること。
自分を愛し、大切にしている人は、他人からも愛され大切にされるのです。
自分を愛するとは自分軸で生きることであり、自分を大切にして、そして周囲の人からも大切にされ、幸せの循環が生まれます。
こちらもチェック▼
嫌がらせには仕返しをしない方がいい!魂レベルが下がるから>>
自分を愛する方法とは。どうやって愛せばいいの?
では具体的に自分を愛する方法とは、どういうことで、どうやって愛せばいいのでしょうか。
自分のわがままを通したり、やりたいことだけをやって、やりたくないことはやらないことが、自分を愛し、大切にしていることなのでしょうか?
自分を愛する方法とは、「自分を諦めない」ということです。
夢があったら夢を叶えること
やりたいことがあるのなら全力でやってみること
それが自分を愛することであり、大切にするということなんです。
こちらもチェック▼
エナジーバンパイアと縁切りする方法>>
自分を愛すると起こる変化
自分を愛するようになると、スピリチュアル的に見ても、人生は大きく変化します。
例えば以下のようなことが起きます。
- 夢が叶うようになる
- 引き寄せしやすくなる
- 他人に応援されやすくなる
- サクサクと物事が進むようになる
- 悩みが減る
- 問題が減る
- 人生が軽やかになる
- パートナーシップが良くなる
- 金運が良くなる
- 開運する
- 他人を大切にできるようになる
自分を愛することができると、他人を愛することができるようになります。
自然と愛が溢れるので、その愛が漏れて周囲の人に伝わってしまう感じです。
そこまで行くと、周囲の人からの見る目が変わり、扱われ方もガラリと変わるでしょう。
自分を大切にする→他人を大切にする→感謝される→自分も感謝する→さらに感謝される
といった、素晴らしい愛の循環が自然と起こり始めるのです。
その結果、自分の願いも叶いやすくなるし、良い引き寄せがどんどん起こります。
また恋愛運、金運などもアップし、さらに良い流れが加速するのですね。
こちらもチェック▼
人間嫌いのスピリチュアルな意味>>
ヒレルが残した自分を愛することがわかる言葉
自分を愛するということがどういうことなのか、わかりやすい文章をご紹介します。
ラビ・ヒレルという、紀元前一世紀の頃に活躍したユダヤ教の律法学者がいます。そのヒレルが残した言葉に、こんな文章があります。
もし私が自分自身のためにしないならば、
誰が私のためにするのか。もし私が他の人のためにしないならば、
私とは誰なのか。今がその時でないならば、
いつがその時なのか。
私たちは、自分を一番に考えている人に対して、自己中心的だとかワガママと言って非難します。だけど本当にそうでしょうか?
私のことを一番に考えてくれるのは、私です。
例えば私の両親は、私のことを大切に思ってくれていますが、それでも両親には両親の人生があり、やはり本人たちの人生が一番大切なはずです。
「親は子供のためなら命を捨てても惜しくない」と言いますが、確かにそれはそうだと思います。私も子を持つ親として、子供のために命を捨てることはできます。だけどそれも、私のため。
だって私は子供に先立たれるのだけは、どうしても避けたい!子供にもしものことが起こるのなら、私が先に死んだ方がいい!と思うので、命を捨てることができるだけです。
私を世界で一番愛せるのは私
私は、「世界で一番自分を愛し、大切にしよう!」と心に決めています。
「世界で一番自分を愛する」なんて、日本人的感覚で聞くと批判されそうなフレーズ!だけど、実はこれは世界中の誰もが持っているベースの考え方のはず。
どの人も自分が一番可愛くて大切。でもそれを良しとされてこなかったし、他人を尊重するように教育されてきているので、なかなか意識できないだけです。
自分を愛し、大切にすると言っても、ワガママ放題やったりするわけではありません。他人の顔色を伺うのではなく、自分がどうしたいのか?どう感じたのか?を軸に生きるだけ。
例えば、目の前の人が「中華料理が食べたい」と言い、私は「和食が食べたい」と思ったとします。そんな時は、自分の気持ちをそのまま突き通す方法もありますが、それは子供のやることです。大人であれば話し合いができます。
話し合いの結果、「じゃあ別々のお店で食べてから、また落ち合おうか」ということになるかもしれないし、「中華料理も和食も食べられるファミレスに行こうか」となるかもしれません。
自分の気持ちを大切にしていたら、自然と相手の気持ちも大切になるので、否定しあうことがなくなります。
スピリチュアル的視点 他人は鏡に写った自分
スピリチュアル界隈では有名な法則ですが、宇宙には「鏡の法則」というものがあり、他人はみんな自分の鏡です。
だから自分のことを大切にできる人は、他人のことも大切にできます。逆に、自分を粗末に扱っている人は、他人のことも粗末に扱います。
さらに言うと、他人から普段どう扱われているかによって、自分が自分をどう扱っているのかがわかります。
「いつも他人に怒られてばかりいる。」と言う人は、いつも自分で自分を怒っています。
「他人によく無視をされる。」と言う人は、自分のことを無視しています。
こんな風に、鏡の法則は自分の今現在の思いのクセや、捉え方を教えてくれる便利なものです。
あなたの周りにはどんな人が多いですか?
もしも
- いつもイライラしている人ばかり
- 意地悪な人ばかり
- 怒りをぶちまけてくる人ばかり
- 自分を利用しようとする人ばかり
などと感じるなら、それはあなた自身が自分を愛しておらず、粗末に扱っているからかもしれません。
自分を愛していたら問題は起きない
35年以上生きてきて、いろんなことで悩んできましたが、ほとんどの問題は、私が私を許せていないことが原因でした。それは今だからわかることです。
悩んでいる当時は、悩みを解決しようと一生懸命でしたが、本当は解決する必要なんてなかった。ただ、「自分のことを愛し大切にする!」と決めればいいだけでした。
今でも自分の気持ちよりも、一緒にいる相手の都合に合わせて行動してしまったり、周りの人の顔色を伺ってしまうことはあります。
でもそうすると、すぐにイライラしたり、気持ちがモヤモヤして全然楽しい気持ちになれないのです。
「私ってワガママかも?迷惑かけているかも?」
と思いながらも、自分の気持ちをきちんと表現すると、不思議なことに問題は起きません。
自分を大切にする、自分を愛するって、とても怖いのです。
素直に自分の気持ちを表現したら、嫌われるかもしれない!と思うからです。
でもその「怖い」に飛び込まないと、人生が好転しないのですね〜。
少し前の世の中ならば、「努力すれば報われる」ような空気感だったので、自分のことをおざなりにしても根性で頑張っていれば、ある程度の幸せは掴めたのかもしれません。
でももうそんな時代は終わったようです。
たった今、何かに悩んでいる方は、自分のことを愛せているか?確認してみると、悩みが悩みでなくなるかもしれませんよ!