「愛され〇〇」というキャッチフレーズは、いろんなところで見かけます。
愛されファッション
愛されメイク
愛され講座
女性が男性ウケのいいファッションやメイクを学ぶのは、昔から人気のあるジャンルで、それ自体はとても良いことだと思います。ある意味マーケティングのようなイメージでしょうか。
ですが、あまりに他人や周囲から愛されるために生きるのは、とても苦しい。いつも周りの目を気にしたり、他人の評価に振り回されることが多くて、本来の自分の心が置き去りになっていきます。
Contents
周りから愛されたい人とは
他人から強く「愛されたい!」という思いが強い人は、実は自分で自分を愛していない人。自分を愛せないので、他人からの愛で、心の空白を埋めようとしてしまっています。
どんな人も、他人からの評価は気になるものです。ですが気になる度合いは、人によって様々。あまり気にならない人もいれば、他人の評価を軸に生きてしまう人もいます。
他人の評価を軸にしてしまうのは、自分に自信がないせい。自分に自信がないから、他人に高評価をもらって、自信をつけようと努力します。でも実は自分に自信がない人は、他人にどんなに良い評価をされても、それを受け取れません。評価された瞬間は嬉しいし、満足しますが、自分への自信としては残らないのです。
自信がなくてもOK
「自信がないと生きていくのが辛い。」と思う方が多いようですが、自信がなくても人は生きられます。「自信がないと生きていくのが辛い。」という思い込みが、生きにくさを生んでしまっているだけで、「自信がなくても大丈夫。」と思えばいい!
世間的に人気の人や、成功している人たちが自信があるように見えるのかもしれませんが、どんな人も蓋を開けてみたら、どうでしょう。自分に自信満々な人の方が、少ないのではないでしょうか。
「自信がなくても行動できる人」と、「自信がないから行動できない人」という違いがあるだけです。
では、「自信がなくても行動できる人」と「自信がないから行動できない人」の違いはなんなのでしょうか?
自信がないから行動できない人とは
「自信がなくても行動できる人」と「自信がないから行動できない人」の違いは、自分への期待度・理想の高さにあります。「自信がないから行動できない人」は、実は自分への期待度と理想が高くて、失敗が怖いのです。
自分に自信がなくて、今の自分はダメだと思っているのに、それを素直に認められません。本当はダメじゃないのかもしれない。だけど自分ではそれを認められないから、他人に認めてもらいたい。そんな風に思っています。
自分のことをダメだと思いつつも、ダメではないかもしれない。という期待があって、誰かに「ダメじゃないよ!」と言って欲しいのです。
自信がなくても行動できる人とは
「自信がなくても行動できる人」は失敗するのは怖くても、失敗しても大丈夫なことを知っています。さらに、自分が失敗をしたとしても、「自分がダメなんだ!」とは思いません。何かを始めるときには失敗はつきもの。だから失敗をした自分を、反省はしても、責めることはありません。
それは幼少期の時に、失敗をしても親から怒られなかった体験や、失敗して何度も挑戦したら成功したという体験があるからかもしれません。
自信がなく、自分のことはダメな部分もあると思ってる。だけど、その自分でOKだし、自信がなくても行動する。それが自信がなくても行動できる人です。
自分にOKを出す
自信がなくても行動できる人は、自信がないから生きにくいとは思っていません。自信がないのが普通だと思っているから。
言い方を変えると、自信がなくて生きにくいと思っている人は、自信があるのが普通だと思っています。
自信はなくて当たり前
自信がなくても生きていける
自信がないまま進んでも大丈夫
そんな風に思えると、自信のない自分にOKが出せるようになるのです。
自分にOKが出せたら、他人の愛はいらない!
実は自分に丸ごとOKが出せたら、他人の評価はさほど気にならなくなるし、愛して欲しい!と愛に飢えることがなくなります。
私はここが欠点だし、あれは出来ない。でもOK!
こんな風に、完璧じゃない自分を丸ごと受け入れられるようになれば、しめたもの。
自分の欠点を認められる人は、他人の欠点も認めることができます。そして心から自分を愛せるようになります。
もしも今、周りから愛されるために頑張っている人は、自分で自分を愛す方向にベクトルを方向転換してみませんか?