虚言癖の行く末とは。なぜ?家庭環境と関係
虚言癖の行く末とはどうなるのか。そして、家庭環境と関係があるのかをまとめました。
私の知人でも虚言癖の男性がいて、子供の頃から彼を知っていますが、30歳を過ぎた今でも彼は嘘とつき続けています。
多分学生時代からなぜか虚言癖が現れ、それからずっと嘘をついているのですが、その嘘はどんどんエスカレートしていくのです。
そんな虚言癖の男性を実際に間近で見てきたので、虚言癖の人の行く末はどうなるのか、とても気になります。
できることなら虚言癖が直り、彼の行く末が幸せになってほしいと祈るばかりです。
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こんな方におすすめ
- 虚言癖の行く末とはどうなるのか知りたい
- 虚言癖の人はなぜ嘘をつくのか知りたい
- 虚言癖と家庭環境は関係あるのかを知りたい
Contents
虚言癖の行く末とは。なぜ?家庭環境は関係ある?
虚言癖の人の人生の行く末とはどうなるのでしょうか。
そして、彼らはなぜ嘘をつき、家庭環境との関係があるのでしょうか。
結論から言うと、虚言癖の人の人生の行く末は、悲しく寂しい人生になりやすいでしょう。
なぜなら嘘をつき続ける人と長く付き合う人は、そうそういないからです。
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虚言癖のせいでみんなに見放されてしまう
私の知人の虚言癖の男性も、あまりに嘘をたくさんつくので、誰も真剣に話を聞かなくなってしまいました。
そして今では仲の良い友人もおらず、結婚もせず、仕事もせずに、家族と静かに暮らしています。
まだ家族が健在で養ってもらえているので安心ですが、今後どうなるのかとても心配です。
家庭環境は虚言癖と大きな関係がありますが、やはり彼も家庭環境の問題を抱えた子供でした。
虚言癖に関係する家庭環境については、記事の後半で書いているのでご覧ください。
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主な虚言癖の行く末とは
ここでは主に虚言癖の人がどんな人生の行く末を迎えるのか、まとめてみました。
考えられる虚言癖の人たちの行く末には、以下のようなものが考えられます。
どれも寂しい結果ばかりですね。
主な虚言癖の行く末
- 友達がいなくなる
- 仕事が続かない
- 孤独
- 改善する
一つずつ解説します。
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虚言癖の行く末1,友達がいなくなる
虚言癖の行く末の一つ目は、友達がいなくなる、です。
虚言癖の人は誰にも信用されなくなってしまうので、友達がいなくなってしまうんです。
最初に出会った人は相手が虚言癖とは気が付かないので、嘘をつかれてもわかりません。
ですが長く付き合っていくうちに
「あれ?」
「こないだ言ってたことと違う?」
「そんなことありえなくない?」
と言った具合に不信感が募っていき、いずれ全てが嘘だとバレる時が来ます。
そうなると
「虚言癖の人とは深く付き合うのはやめよう」
と距離を置かれてしまいますよね。
そして周りから友達が一人もいなくなるでしょう。
自分でまいた種でそんな行く末になるといっても、友達が一人もいなくなってしまうのは寂しいものです。
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虚言癖の行く末2,仕事が続かない
虚言癖の行く末の二つ目は、仕事が続かない、です。
虚言癖の人はプライベートだけではなく、職場でも嘘をつきます。
そうなると仕事がうまくいくはずがありませんよね。
私の知人の虚言癖の男性も、職場でいつも嘘をついたり、人間関係がうまくいかなかったり、本人が職場に行くことを嫌がるなどで、どんな仕事も続かないんです。
そのため結局今は無職になってしまいました。
職場で同僚や後輩が嘘ばかりついていたら、信用できないし、重要な仕事を任せることもできません。
仕事は仕事以外にも人間関係が重要になりますし、信頼感が築けないと仕事はうまくいきませんよね。
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虚言癖の行く末3,孤独
誰にも信用されなくなり、友達もいなくなるので、虚言癖の人の行く末は孤独な人生です。
友達だけでなく、家族も愛想をつかし、最後には話をまともに聞いてくれなくなるでしょう。
もし結婚をしていたとすれば、伴侶や子供たちにまで嘘をつけば、その一番近い身内からも嫌われてしまう可能性もあります。
よくない家庭環境で育った場合は、大人になってもその家庭環境はあまり変わらないと思うので、家族と仲良く暮らすことも難しいかもしれません。
虚言癖が直らないで生活をしていれば、どこの場所に行っても信頼を失い、良好な関係を築くことはできません。
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虚言癖の行く末4,改善する
虚言癖の行く末として、良い場合は虚言癖が改善することです。
虚言癖の人が悲しい行く末を迎えないために必要なことは、虚言癖が改善することのみなんです。
本人自身が虚言癖があることを自覚し、このままではいけないと思って病院に通ったり、カウンセリングを受けなければ、きっと一生直りません。
ですが虚言癖が改善すれば、人間関係も良好となり、ごく普通の人生を歩めるのではないでしょうか。
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そもそも虚言癖とはどういうものか
「虚言癖(きょげんへき)」はwikipediaでは以下のように説明されていました。
どうしても嘘をついてしまう人間の性質をあらわす専門用語で、1891年にドイツの心理学者アントン・デルブリュック(Anton Delbrück)によって提唱された
参照:wikipedia
虚言癖は病気ではなく、あくまで「性質」とされています。
誰でも一度は嘘をついたことはあると思いますが、虚言癖の人たちがつく嘘はとても大袈裟だったり、信じられないドラマチックなエピソードだったりします。
私の知人の虚言癖の男性を見ていると、彼らがつく嘘は普通の人がつく嘘とは少し違っています。
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どんどん癖になってしまう
私自信が嘘をついた記憶があるのは、何かやましいことをしたときに言い訳のために嘘をついたり、仕事をズル休みするために仮病などの嘘をつくことです。
ですが虚言癖の人たちは決して言い訳をするために嘘をつくのではなく、どちらかというと周囲の人から注意をひいたり、注目を浴びるためについている嘘が多いです。
一度嘘をついて良い思いをすると、その経験が成功体験となり、また違う場面でも嘘をつくようになってしまいます。
そうやって嘘を繰り返し、虚言癖が定着してしまうのです。
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なぜ虚言癖は嘘をつき家庭環境に関係があるのか
では次に、虚言癖の人たちがなぜ嘘をつき、家庭環境と関係があるのか書いていきます。
虚言癖になってしまうのは、何か理由があるからなんですよね。
虚言癖の人たちがなぜ嘘をつくのか
- 承認欲求が強い
- かまってほしい
- プライドが高い
- 孤独感を感じている
- 自分を正当化したい
- 思い込みが激しい
- 家庭環境の影響
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虚言癖が嘘をつく理由1,承認欲求が強い
虚言癖の人たちは、嘘をつくことで自分をよく見せようとします。
それは承認欲求が強く、他人に認めてもらわないと自分の価値を感じられないからです。
自分自身で自己価値を認められているのであれば、他人から承認される必要はありません。
でも自分に自信がないので、外側からの承認をもらえれば自信がつく...と思っているのです。
言い方を変えれば、寂しいから誰かに承認してもらいたい、見てほしいと感じているんですよね。
それは子供の頃の家庭環境が大きく影響していると言われています。
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虚言癖が嘘をつく理由2,かまってほしい
虚言癖の人は子供の頃に、加点環境の影響で親からの愛情を十分に感じられなかった人が多いと言われています。
親は何らかの理由で愛情が薄かったり、忙しかったり、いろんな事情があったのかもしれません。
でも子供からすれば、そんな大人の事情は理解できず、ただ愛情不足という事実があるだけです。
そして愛情の不足感から、もっとかまってほしい!と思うようになり、何か嘘をついたときにたまたま親に注目されると、
「嘘をつけばかまってもらえる!」
と思い込んでしまいます。
そして嘘をつくことで、親からの愛情をもらおうとし、いつの間にか嘘が習慣になって虚言癖になってしまうのです。
それは長続きしないのですが、長い目で見た将来を想像できず、一度嘘をつき始めると止められなくなってしまうのかもしれません。
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虚言癖が嘘をつく理由3,プライドが高い
虚言癖の人はプライドが高く、自分の失敗や不幸を受け入れられない人もいます。
例えば彼女ができないことが、本当は自分に原因があるのに、そのことを受け入れられず、彼女ができない理由を作り上げて嘘をつきます。
例えば私の知人の虚言癖の男性は、彼女に振られるたびに彼女が大怪我をして会えなくなったと言っていました。
そんな立て続けに歴代の彼女がみんな大怪我する!?と思うのですが、彼は本気で話していました。
もう周りから見たら、嘘をついているようには見えません。
でも一人なら信じたけど、流石に3人連続、彼女が大怪我をしたと聞いて、「嘘だった...」と気がつきました^^;
そのように虚言癖の人は嘘をついている意識がないのか、とても嘘をついているようには見えないので、最初はみんな騙されてしまうんです。
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虚言癖が嘘をつく理由4,孤独感を感じている
愛情を感じられず、愛情を求めて嘘をついてしまう虚言癖の方は、最初から孤独感を感じています。
その孤独感を癒すために嘘をつき、注目を浴びようとするのです。
そのため最初は些細な嘘だったのに、どんどんエスカレートして大きな嘘へと発展していきます。
ですが嘘をつけばつくほど孤独になる行く末を招いてしまうのですが、そこまで先のことを考えて抑えることはできないようです。
虚言癖が嘘をつく理由5,自分を正当化したい
虚言癖の人が嘘をつく理由に、自分のことを正当化したいという気持ちも強いようです。
これは言い訳とも似ていますが、少し違います。
虚言癖の人は、とても罪悪感が強いのです。
自分はいない方がいい、邪魔な存在だ、迷惑をかけている...
など、自己価値が低く、自分がありのままで生きていていいという確信が持てません。
そして実は自分を責めていて、でもその罪悪感が強すぎるあまりに直視できないので、嘘をついてかっこいい自分を作り上げていくのです。
罪悪感が強いのに嘘をつく。。。とは矛盾しているようにも感じますが、複雑な心理が働いているのでしょう。
虚言癖が嘘をつく理由6,思い込みが激しい
虚言癖の人の中には、嘘をついているわけではなく、本気で思い込んでしまっている人もいるようです。
例えば「芸能人の◯◯さんと結婚の約束をしている、運命の相手だ」などという人、いますよね?
それは本気で思っているようで、自分に都合の良いように現実を捉え、真実を歪曲して解釈してしまいます。
または「隣の人が私の悪口を言っている」など、根も葉もないことを言いふらす人も、よくいるのではないでしょうか。
そのような人たちは会話が成り立たないことが多く、それは間違ってると指摘しても、話を聞いてくれません。
虚言癖が嘘をつく理由7,家庭環境の影響
虚言癖と家庭環境は、大いに関係があります。
子供の頃にたっぷり愛情を注がれ、ありのままの自分を認めてもらえた家庭環境で育った人は、虚言癖にはなりにくいでしょう。
でも愛されたとしても、それが歪んだ愛情であったり、プレッシャーが強い環境であったり、あまり愛情を感じられない家庭環境では、虚言癖や何らかのトラブルが発生してもおかしくありません。
虚言癖で悲しい行く末を迎えないためにできること
虚言癖の人が、悲しい行く末を迎えないためにできることはいくつかあります。
ですがまずは、本人が自分の虚言癖を自覚し、「直したい」と決めることが不可欠です。
どんなに周囲の人や家族が直しなさいと言っても、本人が直す意思がなければ直らないでしょう。
もし本人が直したい!と感じ、直すこと決意したならば、以下の方法で直すことができます。
- ダメな自分を受け入れる
- もし嘘をついても、気がついたら訂正する
虚言癖の人は、基本的にありのままの自分を受け入れることができていません。
そのためまずは、自分はダメな部分もある人間なんだと受け入れる必要があります。
そして自分自身を認めることができるのは、誰でもなく自分であることを理解する必要があるでしょう。
他人からの承認や注目によって自己価値を上げようとするのではなく、今の自分が自分の自己価値をあげることができる唯一の人間なんです。
虚言癖は根気よく直していくしかない
そして虚言癖を克服しようと決意しても、今までの癖から思わず嘘をついてしまうことはあるでしょう。
その場合はいちいち自分を責めるのではなく、「さっきは大袈裟に言ってしまった」「実はさっきのは自分を正当化するための嘘だった」などと、正直に話して訂正すればいいんですよね。
一気に直そうと思うのではなく、根気よく向き合い、虚言癖を改善していくしかありません。
虚言癖の行く末を決めるのは本人次第
虚言癖の人がどんな行く末を迎えるのか書いてきましたが、結局どんな行く末に辿り着くのかは本人次第です。
いくら家族が心配しても、本人が悪気がないのであれば虚言癖はなくなりません。
私の知人の虚言癖の男性も、寂しい行く末を送ってほしくないので、虚言癖が直ればいいなぁと思いますが、本人は何も考えていない様子なのでこちらもどうすることもできないんですよね。
周りからの働きかけのみではダメ
手助けできないのは寂しいことですが、本人が改善しようと決めるまで見守るしかないようです。
どんなに家族や友達が虚言癖をなおしてあげようとしても、本人に直す意思がなければ意味がありません。
未来の虚言癖?子供が嘘をついた時の対処法
子供は嘘をつくものなので、成長の過程でどんな子も一度や二度は嘘をつくものです。
子供の嘘に対し、大人がどんな対応を取るかで、将来の性格が変わってくると言えますよね。
臨床心理士によると、嘘をついた子供に対しては、以下のことを繰り返すと話しています。
- 嘘はいけない行為だと教える
- 嘘をついたことを正直に話してきたら叱らない
- 嘘をつかなかった場合は褒める
子供の嘘には頭ごなしに叱るよりも、本人の気持ちを汲み取って対応するのが必要なようです。
嘘にのってあげることも必要
また幼い子供の空想のような嘘に対しては、話に乗ってあげることも必要だとか。
例えば「妖精を見たよ」などの発言に対して、頭ごなしに「嘘を言ってはいけません!」と叱りつけるのではなく、「本当?また見つけたら教えてね」などと乗ってあげる事も必要なんだとか。
その場合、子供自身が嘘をついてる意識があれば、自分で辻褄を合わせる苦労などを感じ、そんな嘘をつくのはやめよう。。。と反省するのだそうです。
体験談:虚言癖の人はお葬式でさえ注目を浴びたい?
私の知人に虚言癖の男性がいます。
その男性Mさんは、小さな嘘をいつもついていますが、どれも些細なことだし、みんな嘘と気がつかずに信じています。
例えば彼女に振られたことを言いたくないらしく、「彼女が留学したから別れた」とか、そんな嘘をよく言うのです。
そんなMさんがついた嘘で、一番驚いたのは共通の知人のお葬式の時でした。
いつでも注目を浴びたがる
お葬式の参列者同士で話をしている時、Mさんが「昨日(亡くなった方が)夢に出てきたんだ!」と言い出し、その場にいたみんなが「どんな夢!?」と注目しました。
私もどんな夢だったのか気になり、また夢の内容に感動したりしたのですが...実はそれが嘘だったのです。
まさかそんな場所でも嘘をつくとは思わず、びっくりしてしまいました。
Mさんはいつも誰かに注目をして欲しくて、虚言癖が直らないのかなと感じました。