陽キャ陰キャの区別はくだらない考え方
陽キャ陰キャという言い方は少し前から当たり前に使われるようになりました。
- 明るい陽キャ
- 暗い陰キャ
と区別されますが、そんなざっくりした区別はくだらないという意見が増えてきています。
そもそも人間を陽キャと陰キャの2つだけに分類するのが間違いですが、特に日本人は何かとレッテルを貼るのが好きです。
一昔前だと「S?M?」という質問がよく交わされていましたよね。
SかMかも二つの種類に分けるなんて無理なのに、多くの方が話題にしたことがあるはずです。
そんなふうに日本人はおかしいと思いつつ、にとに対してレッテルを貼るのが大好き。
このページでは陽キャと陰キャに区別するのはくだらない考え方、という意見について詳しく深掘りしていきます。
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こんな方におすすめ
- 陽キャ陰キャの区別はくだらないと思う
- 陽キャと陰キャとは何かを知りたい
Contents
陽キャ陰キャの区別がくだらない理由
陽キャ陰キャと区別するのがくだらない理由は、以下の二点があるからです。
- 人間をどちらかに分けるのは不可能
- 思い込みが影響する
詳しく解説していきます。
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くだらない理由1,人間をどちらかに分けるのは不可能
冒頭でも書いたように、日本人は人間を何かに定義するのが好きです。
例えばSかMで分けたり、血液型で判断したりすること。
血液型も4種類しかなく、それだけで性格を決めつけるのは浅はかです。
それと同じように、陽キャ陰キャと区別するのも無理があるので「くだらない」と言われているのです。
どんな人間もグラデーション的な部分を持っているので、明るい部分もあれば暗い部分もあります。
人前では明るく振る舞っていて陽キャに見えても、家に帰ると陰気で陰キャになる人もいるでしょう。
場面でも違うし、一緒にいる相手によっても人はキャラクターが変わります。
私も家族といるとほとんど喋りませんが、友達といる時はよく喋ります。
そのように誰でもいろんな顔を持っているので、はっきりとキャラクターを言い分けることはできませんよね。
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くだらない理由2,思い込みが影響する
私たちは何かに定義すると、その通りなんだと思い込んでしまいます。
例えば血液型診断で、「A型は几帳面」と言われると、自分の中の几帳面な部分をピックアップして、「確かに私は几帳面なところがあるかも」と感じてしまうのです。
だから「あなたって陽キャだね」なんて言われると、自分の明るく陽気な部分を思い出して、「言われてみれば私は陽キャな面があるかも」と思ってしまいます。
そして人前で「陽キャにならなければ」と思い込み、そのように振る舞ってしまうのです。
それ自体は決して悪いことではありませんが、誰でも明るい部分も暗い部分も持ち合わせているのに、陽気な部分だけしか受け入れられないなど偏った考え方になると、生きるのが苦しくなってしまいます。
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陽キャ陰キャと決められるのは不愉快な場合も
陽キャ陰キャとは、概ねこのような区別の仕方があるそうです。
陽キャ:明るい、友達が多い、アクティブ、ポジティブ、リア充
陰キャ:暗い、オタク、友達が少ない、引きこもりがち、ネガティブ
このような区別の仕方から、「陽キャの方が人生が充実していて勝ち組」なんて言われることもあるのだとか。
そして陰キャの人達を馬鹿にする陽キャもいるようです。
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本当の勝ち組は誰かを蔑んだりしない
自分に自信がないと身近な人を見下し、自分の方が優位であると見せつけようとします。
そのため誰かを「あいつは陰キャ」などと馬鹿にする人がいたら、その人は自分に自信がないのだなぁと感じます。
本当の意味で人生が充実している人は、他人と自分を比べたりもしないし、見下すようなこともしません。
他人を見下すのは悲しいことです。
見下された方も不快ですが、そのようなことを言う本人自身が満たされない気持ちが強いので、波動を下げ、自分の人生が悪い方へ傾いてしまいます。
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くだらないレッテルは気にしない
もしも誰かに陽キャ陰キャとレッテルを貼られたとしても、気にするのはやめましょう。
その時は明るい人間に見えたのかもしれないし、暗い部分が見えていたのかもしれません。
ですが本当のあなたは陽気な部分も陰気な部分も持ち合わせているはずです。
その時の気分やシチュエーション、関わる相手によって性格は変わるものなので、特定の人にレッテルを貼られても気にする必要はないのですね。
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人は色眼鏡で物を見る
どんな人間も自分の色眼鏡で物事を見ています。
その色眼鏡のことを、思い込み、レッテル、とも言い換えられます。
相手にレッテルを貼ることで、「この人はこういう人だ」と決めることができ、シンプルに物事を判断できるようになります。
そのためレッテルを貼るという行為は誰でも行うし、メリットがある物なのです。
ですがレッテルを貼らずに、まっさらな気持ちで相手と関われた方が、本当はどちらも気持ちがいい物なのではないかな...と私は思います。
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体験談:陽キャと言われて苦しい
これは友人Cさんの話ですが、彼女はいつも明るく元気で誰とでもすぐ仲良くなれるタイプです。
そのため周囲の人からは
「いつも元気」「陽キャだよね」
と言われることが多く、自分でもそのように思っていたようです。
陽キャと言われると暗い部分を出せない
いつも元気なCさんも、悩んだり落ち込んだりすることはあります。
でも周囲の人から「明るい女性」と見られるため、暗い表情を見せることができなくなったそうです。
本当は落ち込んでいて元気がない時でも、誰かに会うと思わず元気に振る舞ってしまい、一人になってからどっと疲れるのだとか。
あまりに陽キャというレッテルを貼られすぎると、周囲が決めたキャラクターが一人歩きしてしまい、本当の自分を曝け出せなくなってしまうんですね。
でも誰だって暗い気持ちになったり、ちょっと弱気な発言をしたい時もあります。
そんな時に真剣に取り合ってもらえなかったりすると悲しいですし、つい自分のキャラを考えて明るく振る舞ってしまうことも...
そうすると本当の自分を曝け出せなくなり、どんどん苦しさや寂しさを溜め込んでしまいやすくなります。
体験談2:陽キャすぎる人もいる
これは私の知人の話ですが、その女性Aさんは超がつくほどの陽キャ!
仕事もできるし、明るく社交的です。
でもあまりに陽キャすぎて、他人の暗い部分が理解できないようです。
またAさんはとても優秀な人なので、仕事ができない人がなぜできないのかが理解できないのです。
そしてAさんは良かれと思って後輩に厳しく仕事を教えてあげていたのですが、後輩たちは陰でAさんをパワハラ上司と言い、ちょっと問題が起きちゃっているんです。
Aさんは怖い人ではなく、本来は優しい人なのですが、あまりに陽キャに偏っているので、落ち込んだり愚痴を言いたくなる人の気持ちに共感できないのですね。
これは稀なケースだと思いますが、Aさんのような人も少なからずいるようです。
陽キャ陰キャと区別するのはくだらない、まとめ
陽キャ陰キャと区別するのがくだらないということについて、書いてきました。
話の流れで「あなたはどっち?」と話して盛り上がることもありますよね。
そんなふうに話題の一つとして楽しめるのであればいいですが、貼られたレッテルに縛られるようになると自分を見失ったり、生きにくくなってしまうかもしれません。
自分はどんな人間なのかは、他人が決めることではないので、陽キャ陰キャと言われても、気にせず自分軸を大切にして生きていきたいですね。
他にも、「S?M?」とかいろんなキャラクター決めをするシーンがありますが、今後はあまりやりたくないなぁと感じました。
若い頃は楽しかった話題も、大人になるとくだらないと感じ、ついていけなくなるものですね。