むやみやたらと人の時間を奪う人っていますよね。
そのような人たちはどんな心理状態で、人の時間を当たり前のように奪うのでしょうか。
このページでは、無意識に人の時間を奪い迷惑をかけている人について書いています。
またそのような人たちが近くにいる場合の対処法もご紹介。
もう大切な時間を奪われるようなことからおさらばしましょう!
こんな方におすすめ
- 人の時間を奪う人の心理が知りたい
- 人の時間を奪う人を避ける方法を知りたい
人の時間を奪う人の心理とは
人の時間を奪う人は、わざとやっていない場合がほとんど。
大体が無意識に人の時間を奪っていきます。
そのため心理状態としては、以下のようなものが考えられます。
- 何も考えていない
- 無頓着
- 周囲への配慮が足りない
- 気がついていない
- 自分が同じような状況にあったことがない
- 想像力が乏しい
- 自分勝手
周囲のことを常に気遣い、想像力がある大人ならば、「この人は今忙しいかな?時間あるかな?」と気を使うものです。
長い話をしたいときは、「今お時間ありますか?」と聞いたり、仲が良い友達であっても「長く話して大丈夫?」などと一言聞いたりしますよね。
つまり人の時間を迷惑なほど奪う人は、相手のスケジュールや状況を全く考えていないのです。
自分の話をすることで精一杯だったり、他人も自分と同じようなスケジュールで動いていると思い込んでいたりします。
また、一度でも自分自身が時間を奪われるような不快な体験があれば、その体験を反面教師として「自分は気をつけよう」と思うものですが、自分勝手な人はそうは思わないようです。
人の時間を奪う行為とは
では具体的に人の時間を奪うとは、どのような行為なのか見ていきましょう。
以下のような行為は、人の時間を奪っていると言えます。
- その場を離れたいのに離してくれない
- 自分勝手な話が長い
- 打ち合わせや会議だけさせて有料の仕事につなげない
- 無駄な用事のために呼びつける
友人や家族の場合は話が長すぎて帰りたくても返してくれない場合や、どうでもいい電話をかけてくるなどが考えられます。
そして仕事関係の場合も、無駄に打ち合わせや会議をするだけして、実際の仕事にはつながらないなどが考えられます。
打ち合わせをしても形にならない仕事はよくあることで、仕方がないことではありますが、最初から仕事を発注するつもりがないのに打ち合わせだけしようとする人もいるものです。
そのような人は「無料だから」という安易な考えで人を呼びつけ、長い時間を費やすような話をします。
あなたの近くにも、このような人物は思い当たりますか?
人の時間を奪うのが嫌に思う理由
人の時間を奪うことがよくないと言われている理由、それは時間は有限であり、人生のなかで大切な財産だからです。
お金は減っても増やすことができるかもしれませんが、時間は減ったら増やすことはできません。
そして「時間を奪われた〜」と感じるのは、相手の話がつまらなかったり、一緒にいたくないと感じるからですね。
それってつまり、その人のことを好きじゃないということです。
好きな人となら、有益な話でなくても、ただ一緒にぼーっとしてるだけでも楽しいし、時間を奪われた!なんて感じないものです。
だから「人の時間を奪うのは良くない!」と感じるのは、そもそもその相手に好意を抱いていないから、ということですね。
また、はっきりと自分の気持ちを言えない自分が悪いのに「察しなさいよ!」と怒るのは、責任転嫁です。
人の時間を奪う人の対処法
はっきりと言う
先ほど書いたように、時間を奪われたように感じるのは、その相手があまり好きじゃないから。
なのでもしその人に誘われたら、嫌なら嫌だとはっきり言って誘いを断る勇気が必要なのです。
会社内にその相手がいて、廊下ですれ違ったり、隣の席に座ってるから避けられない!という場合もあるかもしれません。
ですがそのような場合でも、「忙しいので今は集中したいからごめんね」と言って、話を中断していいんです。
はっきり言えば相手も「忙しい時にごめんね」と言ってくるかもしれません。
はっきりとこちらの気持ちも伝えていないのに、「察しろよ!」と考えるのは押し付けです。
ちょっと鈍感で空気が読めないタイプの人には、毅然とした態度ではっきりと気持ちを伝えることが大切ですね。
好ましい人と過ごす時間を増やす
自分勝手で自分の話ばかりする人が苦手なら、そのような人と付き合うのをやめましょう。
多くの人間関係は不要と言われています。
本当に大切な人とだけ仲良くすれば良く、世間体や上部の付き合いのために何となく仲良くすることは、有限である一生という時間の中では必要がないことです。
お人好しな気持ちや、八方美人な部分があると、聞きたくもない話を聞き続けてしまったり、NOが言えない性格になる傾向があります。
時間を奪われた!と怒る前に、まずは自分の気持ちをしっかりと見つめることも大切ですね。