欲しいものが目の前に表れていたのに、思うように手に入らないとき。ありませんか?
実はここ数日の私が、まさしくそうでした。それは仕事に関することなんだけど、欲しかったものがやっと手が届きそうになっていたのに、あっという間に見えないところに去ってしまいました。
とても残念で、悔しい。
取り戻す方法はないかと、ネットでずーっと調べてしまいましたが、特に良い方法は見つかりませんでした。
私はせっかちで、思い立ったらすぐ行動しないと気が済まない質。だから今回もこの一件で焦ってしまい、どうにかしたくて行動しまくってたんです。
だけど、ハッとある言葉を思い出しました。
それは「息抜ける人が、生き抜ける人」というもの。
切羽詰まったときこそ、息を抜くことが必要。そんな意味の言葉ですね。
焦ってるときは、視野が狭い
切羽詰まって焦っているときって、とても視野が狭くなっています。1つの答えしか正解ではないような、錯覚を覚えてしまうんですよね。
だけど実際には、物事には正解はいくつもあるわけです。もっといえば、不正解なことなんてない。
焦って何か行動したときは、良い結果になることはほとんどありません。なのにどうしても焦ってしまう。それはなぜなのでしょうか?
早く答えを出したいのは心が弱いから
早く結果を出したい、悩みの答えを知って解決したい、白黒はっきりつけたい…こういう考えは、実は心が弱いから思ってしまうことです。
結果が出るまでじっくりと待つ
悩みを無理に解決しないで放っておく
答えがわかるまで腰を据える
白黒つけずにグレーのままにしておく
こういうの、すごくやきもきして、辛いですよね。私はとっても苦手です。
だけどこういうのに辛抱できる人は、とても心が強くて余裕のある人。私はそういう人になりたいです。
息抜きをするためには文字で書く!
焦ったり、どうにかしたくて頑張りすぎちゃうときは、ちょっと立ち止まって息を抜く。
でも立ち止まるのが難しい。視野が狭くなってるから、息を抜くという発想すら起きない。
そんなとき便利なのは、文字にして起きたことだけを書くことです。
ノートでもいらない紙でもなんでもいいので、たった今起きていること感情を入れずに書きます。
例えばこんな感じ
仕事の報酬が下がった。先月と比べて半分になった。以上。
これ↑は事実です。この事実だけが現在起こっていること。事実だけを書いたら、最後に「以上」と書いてください。こう書くことで、事実がどれほどシンプルなのかがわかります。
この起こったことに対して、湧き上がる思いはただの妄想なので事実ではありません。
例えば、以下のことは想像であり事実ではないですよね。
このまま報酬は下がり続けるかもしれない。
来月はさらに半分に減るかもしれない。
こんな風に勝手な妄想をして、焦ったり不安になってしまいます。だからその妄想をストップするために、一度紙に書くというのが有効なんです!
息を抜いて生き抜こう!
何か困ったことが起きて、焦ってしまったり、思うように物事が進まないとき。ぜひ起きてる事実を紙に書いて息抜きをしてください。
私も焦っていろんなことをやろうとしていたけど、立ち止まり息を抜くことができました。そしたら、大問題!と思っていたことも、そこまで問題ではないし、どうにかなると思えるようになりました。