八方塞がりの時は、どのような過ごし方が最適なのでしょうか。
八方塞がりとは、読んで字のごとく、周囲を塞がれていてどこにも進めない状態のことを指します。
ですが実は八方塞がりの年は9年に一度やってくる、1年間の時期のことを言う場合もあるのです。
そんな八方塞がりに当たる人は、どのように過ごせばいいのでしょうか?
怖い怖いとただじっとしているだけではもったいないので、八方塞がりの年でも、自分の成長に繋がるような行動をとりたいものですよね。
この記事では、八方塞がりの年をどんな風に過ごせばいいのか、解説しています。
こんな方におすすめ
- 八方塞がりの時の過ごし方を知りたい
- 八方塞がりの対処方法を知りたい
Contents
八方塞がりのときのベストな過ごし方
何をやっても上手くいかないとされる八方塞がりのときは、一体どう過ごせばいいのでしょうか?
ベストな過ごし方をご紹介していきます。
八方塞がりのときは、控えめな行動が吉とされています。
かといって、八方塞がりだから何もできないんだと、必要以上に恐れる心配はありません。
この期間は、大きく飛躍するための準備期間だと思って行動するとよいでしょう。
例えば、転職を考えているのであれば、次の就職先のリサーチや勉強をする。結婚を考えているのであれば、パートナーとの今後についてよく話し合う、式についてリサーチや下準備をする等と行った行動はできるはずです。
「八方塞がりだから」と本当に何もしないでいるのと、八方塞がりの時期が抜けたときに、よいスタートを切れるように準備をするのでは大きな差がでますよね。
大きな行動は控えて、よりよいスタートが切れるように日ごろからコツコツ準備をしていくことが、八方塞がりのベストな過ごし方となります。
八方塞がりの意味とは?どうなってしまうの?
八方塞がりという意味を辞書でひいてみると、以下のような説明文がでてきます。
八方塞がり:方途がなく、活路が見いだせない状況などを意味する表現。
物事に行き詰まったときなどに使う言葉ですよね。
この八方塞がりというのは、元々陰陽道の中でいずれの方角も悪く、どの方向にも進むことができないという意味で使われていました。
今回取り扱うテーマである「八方塞がり」は、九星占いで意味するところを解説していきます。
九星占いでは、吉凶表というものが存在し、八角形の形の中で凶となる方位・吉となる方位を占えることができます。
八方塞がりの状態は、自分自身の生まれ年の星が方位盤の中央に位置している状態をいいます。
因みに生まれ年によって星の名前が変わり、
・一白水星(いっぱくすいせい)
・二黒土星(じこくどせい)
・三碧木星(さんぺきもくせい)
・四緑木星(しりょくもくせい)
・五黄土星(ごおうどせい)
・六白金星(ろっぱくきんせい)
・七赤金星(しちせききんせい)
・八白土星(はっぱくどせい)
・九紫火星(きゅうしかせい)
となっています。
九星占いの吉凶表の中心に、自分の星の名が当てはまれば、八方塞がりの年になるということです。
なぜ、そのように言われるかというと、中央に自身の生まれ星があると、他の星に囲まれてどの方向にも進むことができない状態になってしまい、何をしても上手くいかないと言われています。
厄年と同じような状態になるのです。
八方塞がりの期間は?いつからいつまで?
八方塞がりの期間は1年間となっており、9年に1度巡ってくるものです。
数え歳で十の位と一の位の数字を足して10になる歳が八方塞がりの年です。
つまり、19歳、28歳、37歳、46歳、55歳、64歳、73歳、82歳、91歳が八方塞がりの年と言われているんです。
この1年間というのは、必ずしも1月1日~12月31日までの1年間のこと指すのではなく、旧暦の考え方をする所では、立春から節分までとする神社もあります。
旧暦で考えるのであれば、その年の2月4日から翌年の2月3日までということになります。
八方塞がりの対処方法
八方塞がりの時期は、大きな行動はせず、準備期間に徹すると良い。
という風にお伝えしましたが、上司から転勤を依頼されるなど、どうしても大きな行動を避けられないことだってありますよね。
そのような場合には、対処方法があります。
それは、「神社などにお祓いにいく」です。
厄年などで、年の初めに神社でお祓いを受けにいったという話しは、よく耳にしますが、八方塞がりの年にお祓いにいくという話しはあまり耳にしませんよね。
八方塞がりの場合でも、神社はお祓いを受け付けいて、時期については、1月1日~2月3日までがよいとされています。
また、お祓いまでの費用や時間がないという方は、八方塞がり用のお守りを購入するのも効果がありますよ。
「八方避け」「厄除け」と書かれているものがよいでしょう。
八方塞がりの年におすすめなもの
八方塞がりは新しいことを始めたりするのは適していません。
季節で例えると冬の時期に当てはまるので、春に向けて準備をしておくような期間なのです。
そのため、やりたいことがある場合は、八方塞がりの時期にはコツコツと勉強をして準備するのが適しています。
何か資格を取ったり、将来の自分のために投資をするのもおすすめです。
八方塞がりでも怖がり過ぎないで~まとめ~
今回は八方塞がりの過ごし方について解説しました。
もう一度、八方塞がりのベストな過ごし方についてまとめます。
大きな行動はなるべくせず、準備期間だと考えて次へ繋がるような努力をするといいですね。
転勤や引っ越しなど、どうしても避けられないことがあれば、神社へいってお祓いやお守りを買うとよいでしょう。
もし自分が八方塞がりの年に当たったとしても、必要以上に怖がる必要はありません。
もし、何か上手くいかないなと思うことがあっても、必ず終わりを告げる春もやってきますよ。
前向きに捉え、次の大きなチャンスに繋げる準備期間の1年だと思って過ごせるといいですね!