今日も失敗をしてしまった
また怒られちゃった
なんで怒られるようなことをしてしまうんだろう
なんで普通にできないんだろう
ちゃんとやっているのに
気をつけているのにやらかしちゃう
私がダメなんだ
ダメな人間だから、周りを怒らせるようなことばかりやっちゃうんだ
でも明日はもっと頑張ろう
怒られないように気をつけよう
私が気をつけて、ちゃんとすればいいだけなんだから
私はずっとこんな風に思っていました。
私の場合、私のことを怒るのは夫です。
毎日のように何かしらで怒られる。大人なのに、子供みたいなことで怒られる。
情けないし、悲しいし、悔しい...
私の状態を知った人からは「モラハラ」とも言われ、どうしていいのかわからなくて悩んでいたものです。
だけど悩んでいた自分に、今の私から言いたいこと。それは「もう責めるのをやめろ!」です。
Contents
自分を責めただけ、世界は自分を責める
悲しいことに、自分のことを責めているほど世界はますます責めてきます!これは宇宙の法則の1つ「鏡の法則」です。
鏡の法則とは。幸せになりたいなら、“今”幸せな心を作ろう>>
自分が自分に感じていることは、周囲の他人を使って自分に言われることになります。これは見事なほどに、良くできたシステム。
例えば私が私をダメなやつだと思っていたら、私の周りの誰かが「あなたはダメね」と直接言ってきます。または直接言葉では言われなくても、なんらかの出来事が起こり、「やっぱり私はダメなやつなんだな」って思ってしまうことが起こります。
私自身が体験したのは、モラハラという形でした。私は12年前に結婚してから、何年も夫のモラハラで悩んでいたのですが、まさしく夫は私の思い込みの代弁者でした。
私が私を責めている分、夫が私を責めてきたのです。
自分を大切にしたら、世界も自分を大切にする
自分が自分を責めていると、世界も自分を責めてくる...と言うことは、逆に自分で自分のことを大切にしたら、世界も自分を大切にしてきます。
以前、「ご自愛」と言う言葉が流行りました。「自分で自分を愛して、何よりもまずは自分のご機嫌をとる」と言うものです。
自分のことよりも、他人のことの方を大切にする方が多いけど、自分を犠牲にしてまで他人を大切にしてしまうのは、ご自愛とは正反対です。
他人を大切にすることで、自分のことも大切にできて、心から温かい気持ちになれるのであれば、それは自分を大切にしていると言えます。だから闇雲に他人より自分のことだけを考えろ、と言っているわけではありません。
自分を大切にする難しさ
自分が自分を責めていると、世界も自分を責めてくる
自分で自分のことを大切にしたら、世界も自分を大切にする
って、言葉で書くとシンプルで簡単そうだけど、実際に体現するのは難しかったりします。
自分を大切にするというのは、慣れていないとなかなかできないんです。つい周りの人の顔色を伺って、他人の気持ちばかりを考えながら生きている人が多いのです。
相手の機嫌に振り回されてしまう!?
私はあまり他人の顔色を伺う方だとは思っていなかったけど、夫の機嫌にいつも振り回されていました。
つい夫が不機嫌そうにしていると、私がどうにかしなきゃいけない!?と思って焦ってしまい、空回りすることが多かったです。
夫や身近な人が、いかに不機嫌であっても、それはその人の問題。その人の機嫌を伺う必要はないんですよね。それよりも「夫が不機嫌らしい。そして私はどうしたい?」と心に尋ねてみるのが大事です。
私が「夫の不機嫌を直して2人で仲良く話したい」と思えば、なんらかの方法で彼の機嫌を直そうと努力するかもしれません。でもそれは自己犠牲の上ではないんです。あくまで私が楽しみたいから、という想いがベースです。
また私が「不機嫌な夫は放っておいて、私は美味しケーキでも食べたい」と思えば、1人でケーキ屋さんに行ってしまうかもしれません。
自分を大切にすることに正解・不正解の行動というのはなく、自分の心の中の想いを中心に物事を進めるのがポイントです。これは簡単なことのようだけど、練習が必要です。
自分を好きになる必要はない
自分を大切にする、とは「自分の全てを好きになる」ということではありません。自分の全てを好きな人なんて、この世にいるのでしょうか?
私は私のことを大切に思いますが、嫌いな部分もたくさんあります。もっとこうだったらいいな、ここが直せたらいいな。なんて思うことばかりです。反省することもよくあります。
だけど、嫌いな部分もあって、反省もたくさんあるけど、私は私をこのままでOKだと思っています。欠点だらけ、ダメな部分だらけの人間でもOK!欠点はあるけど責めません。
また、夫に対してもそうです。夫のこういうところ嫌いだなぁなんてしょっちゅう思います。「もっと優しい言い方をしてくれればいいのに」とか「もう少し子供と遊んでくれればいいのに」とか...
でも欠点のある夫も、今のままでOK。「もっとこうして?」と要望を伝えることはあるけど、それが応えてもらえなくてもOK。
自分のことを欠点があってもOKだと思えていると、他人に対しても同じように欠点があってもOKだと思えます。
逆に言うと、他人に厳しい人って自分に厳しい人。文句ばっかり言ったり、他人の短所ばかり指摘する人は、他人を通して自分に文句を言っていることにもなります。
世界が変わる鏡の法則を知って苦しい世界を脱出しよう!
かつて自分のことを責めて、モラハラで悩んでいた私でも、今は自分のことを責めなくなりモラハラも卒業しました。
この鏡の法則に気がつくまで、本当に苦しくて、いろんな人に相談したり、お金もかけたし、泣いたことは数知れず。でも今となっては懐かしい思い出です。
過去の私に「早く気がついてー!もう自分を責めるのはやめろー!お前は今のままでいいんだよー!」って教えたいです。
今、生きづらさを感じているのなら、「鏡の法則」について探求してみてください。きっと世界が変わり、苦しい世界から脱出できますから^^
鏡の法則とは。幸せになりたいなら、“今”幸せな心を作ろう>>