米寿は祝ってはいけない!お祝いは良くない4つの理由
数えで88歳をお祝いする米寿。
長生きしたね〜!と、ぜひ家族でお祝いをしたいイベントですが、
「米寿は祝ってはいけない!米寿のお祝いは良くない」
なんて言われているのをご存知ですか?
なぜこんなことを言われるのかと言うと、以下のような噂があるからです。
- 早死にすると言われている
- 歳をとったことを感じたくない
- 言い伝えられているから
- 体力が落ちているから
ですがこれらは噂であり、真実ではありません。
そのため結論から言うと、「米寿は祝ってはいけない!お祝いをしない方がいい」と言われるのは嘘。そこまで気にする必要はないのです。
とは言っても、本当に大丈夫?と気になってしまいますよね。
このページでは具体的に噂を検証していますので、ぜひ参考にしてください。
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こんな方におすすめ
- 米寿は祝ってはいけないという理由を知りたい
- 米寿のお祝いをしようと考えている
Contents
米寿は祝ってはいけない!お祝いは良くない理由
前途しましたが、米寿は祝ってはいけない!お祝いは良くないと言われる理由はこの4つがあります。
一つずつ詳しく解説していきます。
- 早死にすると言われている
- 歳をとったことを感じたくない
- 言い伝えられているから
- 体力が落ちているから
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理由1,早死にすると言われている
米寿のお祝いは88歳前後に行います。
日本人の平均寿命は男性が81.47歳、女性が87.57歳と2022年に公表されています。
つまり米寿の時にはすでに平均寿命を超えており、かなり長寿!
だからもしかしたら、米寿のお祝いの直後に寿命で亡くなってしまうことも考えられるのです。
それは米寿のお祝いをしたから、というわけではなく、たまたまなのですが、お祝いをした家族からするとなんとなく後味が悪いですよね。
そのような経緯から、米寿のお祝いをするのはよくない!と言われてしまっているようです。
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理由2,歳をとったことを感じたくない
88歳という年齢は誰が見てもご老人ですが、本人からするとまだまだ若いと思っていたかったり、年寄り扱いをされたくないと考えている場合もあります。
そのため米寿のお祝いをされることで、自分が年寄り扱いをされていると感じてしまうため、お祝いはしない方がいいという人もいるのです。
88歳になっても年寄り扱いをされたくない!と考えるなんて、心がまだまだ若い証拠ですよね。元気で何よりだと思います。
ですが家族としては、せっかくの長寿のおじいちゃん、おばあちゃんを、暖かくお祝いしたいと思いますよね。
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理由3,言い伝えられているから
米寿のお祝いをしない方がいいと言われている理由の3つ目は、「昔から言い伝えられているから」というものです。
いつからかわからないけど、「昔からそう言われているから」ということで、米寿のお祝いをしない方がいい!と思っている方も多いのです。
もし本人が「米寿はお祝いをしない方がいい」と信じているのなら、本人の意向を尊重し、お祝いは控えた方が良さそうですね。
米寿のお祝いをサプライズでするのではなく、本人に事前に確認して行った方が本人がどう思っているかわかるし、喜ばれるかもしれません。
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理由4,体力が落ちているから
米寿のお祝いをする頃はもう88歳なので、体力はかなり落ちているはずです。
もしかしたら病気をしていたり、体調がすぐれないこともあるかもしれません。
家族としては大々的にお祝いをしたいタイミングですが、本人の様子を見ながら進めた方がいいでしょう。
真夏や真冬などはお年寄りにとっては過ごしにくい季節です。
本人が行動しやすい時期に、お祝いを開催できると良いですね。
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米寿を祝うメインは子供
米寿のお祝いは数え歳で88歳の時に行うものですが、最近では満88歳の時期に祝うことも多いようです。
88歳の誕生日の前後に家族で食事会を開くのが一般的です。
もし本人が元気なら家族旅行をするのも思い出になり、良さそうですよね。
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本人の健康が第一
88歳の米寿のお祝いは家族で盛大に祝いたい!と考えてしまいますが、本人は体力が落ちているので、遠出も大変でしょうし、本人の気分や健康を第一に考えて行いたいものです。
特別に外出しなくても、家族が家に集まり、わいわいとみんなでご飯を食べるだけでも、思い出に残りますよね。
お年寄りにとって、子供や孫たちが集まるだけでも嬉しいものです。
大袈裟なパーティにしなくても、普段会えない人たちが集まるだけで、とても思い出深い時間となるはずです。
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米寿の祝いでおすすめの贈り物
米寿は88歳のお祝いですが、その時の健康状態は人それぞれです。
元気な人にはどんな贈り物でもいいですが、体調に自信のない方には自信をなくしてしまうような贈り物は避けましょう。
硬いものは食べられなかったり、重たいものは持てないなど、本人のできることを考えて贈り物を選ぶ必要があります。
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米寿にNGな贈り物
米寿のお祝いの贈り物として、縁起が悪いという理由から避けたほうがいいものがあるので覚えておいてください。
- くし(苦や死を連想させる)
- 白いハンカチ(手切れの意味がある)
- 包丁・はさみ(縁切りの意味がある)
- 靴・靴下(踏みつけるという言葉を連想させる)
- お茶(お香典返しに使われるため)
縁起が悪いので避けた方がいいと言っても、本人が「お茶が欲しい」と言われたら、お茶を贈るのはなんの問題もありません。
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米寿のお祝いのマナー
米寿のお祝いは、家族で行うものとはいえ一応マナーがあるのでご紹介します。
堅苦しく考える必要はありませんが参考にしてみてください。
お祝いの予算
米寿のお祝いのプレゼントやお祝い金の金額の相場です。
- 両親の場合:20,000円~100,000円
- 祖父母の場合:20,000円~30,000円
- 親戚や知人・友人の場合:5,000円~15,000円
何を贈っていいのか迷ってしまいますが、現金を贈るのは基本的にNGとされています。
熨斗の選び方
米寿の贈り物を購入したら、包装紙の上に熨斗をつけることもあります。
長寿祝いは何回あっても嬉しいお祝いということで、水引は蝶結び(花結び)を選びます。
蝶結びは輪ができるので、「何回も繰り返す」という意味があるのです。
表面には「御祝」「祝米寿」と表書きを入れます。
表書きの文字は「死」を連想してしまう4文字のものは避けましょう。
水引の下にはお祝いを贈る人の名前を書き、「名入れ」をします。
名入れは、「家族一同」「子供一同」、または個人で贈る場合は個人のフルネームを記載します。
おすすめの米寿祝いの贈り物
米寿になった方にプレゼントを贈るなら、このようなものはいかがでしょうか。
湯呑み、マグカップ
年配の方は温かい飲み物を飲む機会が増えます。
湯呑みやマグカップは使うたびに、贈ってくれた人を思い出したり、お祝いの思い出が蘇ると思いますので、気軽で良い贈り物の一つです。
コーヒー、ハーブティ
コーヒーやハーブティもおすすめです。
香りがよいものを楽しんでもらい、リラックスタイムを過ごしてもらいましょう。
本人の好みに合わせて選びましょう。
膝掛け、防寒着
冬は寒さから、夏もクーラーから冷えを守るような膝掛けや防寒着を送るのもいいですよね。
1年中使える素材で作られたものを選べば、長く使っていただけるはずです。
枕
毎日使う枕はこだわりたいものの一つです。
枕が合わないと肩こりや体調にも響いてしまいます。
一緒に枕を選びにお買い物に行くのも、良い思い出になるのではないでしょうか。
お花
定番ですが、花の贈り物は華やかでお祝いらしさを演出できます。
枯れてしまうと捨てないといけないのが気になる場合は、鉢植えやブリザードフラワーでもいいのではないでしょうか。
注意した方が良い花
花の中にはプレゼントには相応しくないものもあります。
その一つが百合です。百合は美しく華やかで人気がありますが、「死」を連想する方もいるので要注意です。また仏花を連想させるような菊類の花も控えましょう。
そもそも米寿などの長寿祝いの由来とは
還暦、古希、米寿などの長寿祝いは、そもそも長寿を祝福し、身近な人たちも長寿にあやかる儀礼でした。
古くは中国から伝来したもので、40歳の「初老」から始まり、10年ごとに設けられていました。
昔は平均寿命が短かったので、40歳ともなるとかなりの長寿だったのですね!
ですが現在では40歳はまだまだ若い年齢ですので、40歳に長寿祝いをすることは無くなりました。
江戸時代の中期ごろからは、60歳の「還暦」のお祝いが一般化。
そして現代に至り、還暦以降の長寿祝いが定着していきました。
米寿は祝ってもいい!でも当日に気をつけた方がいいこと
米寿の主役はなんといっても88歳の高齢者です。
本人の体調や天候、足場などは十分に気をつけましょう。
最近は夏がとても暑く、熱中症になる方も多いですよね。
- 真夏は外出を避ける
- 暑い日は涼しい夕方以降に移動をする
などを配慮して、スケジュールを決めましょう。
米寿のお祝いは誕生日と一緒でもいいのか
米寿と誕生日のお祝いを一緒にしてはいけない、ということはありません。
最近では同時に行うことのほうが多いようです。
家族で相談をして決めるといいでしょう。
米寿は祝ってはいけない!お祝いは良くない理由まとめ
どうして米寿は祝ってはいけない!、お祝いは良くないなどと言われるのか、詳しく解説してきました。
米寿はとても長生きをされたお祝いであり、喜ばしい節目になるはずです。
ご本人が拒否するなら足らない方が良いと思いますが、特に理由がないのならご家族で祝うきっかけにするのが喜ばしいと思います。
私自身は祖母が88歳の時に特に何もお祝いをしなかったので、すればよかったなぁと後悔しています。
一度しかないタイミングなので、後悔のないようにできると良いですね。