誰かにイライラして怒りが収まらない!
子供がいうことを聞かなくて怒りが収まらない!
夫と価値観が合わなくて腹が立ち怒りが収まらない!
仕事がうまくいかなくて時間ばかりがかかり怒りが収まらない!
このような怒り、誰にでも経験ありますよね。
怒りを感じるとき、ムカムカイライラして心が苦しいものです。
できることなら怒りを感じずに生きたい...と考える方が多いかもしれません。
怒りは感情なので、感じないようにするのは難しいものですが、怒りをコントロールしたり、無駄に怒りすぎることを防ぐのは可能です。
このページでは日々の暮らしの中で、どうしても怒りが収まらない時に役立つ対処法をご紹介。
毎日怒りすぎて悩んでいる...収まらない怒りをどうにかしたい!と考えてる方に、ここで紹介する対処法がおすすめですよ。
こんな方におすすめ
- 毎日怒りが収まらないので困っている
- 怒りが収まらないときの対処法を知りたい
怒りが収まらないのはなぜ?
私たちは大人になり、ある程度の感情をコントロールすることができるはずなのに、どうしても怒りが収まらないときがあるのはなぜでしょうか?
実は怒りとは「愛」と同じエネルギーだってご存知ですか?
オーラソーマでは怒りと愛は同じ赤で表現されます。
色の心理学でも、赤は怒りと愛を表現する時に使われるのは、多くの方がご存知ですよね。
そう、怒りも愛も同じ赤で表現される、同じエネルギーなんですね!
ということは、とても怒りを感じる、というのは言い換えると「愛を感じる」ということになるんです。
こんなことを聞いても「怒りと愛が同じエネルギーなんて信じられない」という方もいるでしょう。
ですが心理的、エネルギー的には同じということです。
違う言い方をすれば、愛を感じない物事には怒りを感じることはありません。
多くの場合、怒りの根本原因は自分自身にあります。
つまり、自分のことを愛しているからこそ、自分をないがしろにしたり、自分の思い通りにならないことに対して怒りを感じるのです。
怒りが収まらないときのパターン
ではここからは、どんな時に怒りが収まらなくなってしまうのか、よくあるパターンを見ていきましょう。
怒りが収まらないときのよくあるパターン
- 傷つけられた
- 思い通りにいかない
- わかってもらえない
- 自分の意思と反することをされる
怒りが収まらないときのパターン1:傷つけられた
自分が大切にしているもの、または自分自身を傷つけられたと感じるとき、私たちは怒りを感じます。
それは自分のことが大切であればあるほど怒りを感じるでしょう。
傷つけた相手は、わざと傷つくようなことをしたかもしれないし、無意識で傷つけてしまっているかもしれません。
ですがどちらにしても、私たちの大切なものへの配慮が欠けているということになりますね。
傷つけられたと感じる例:浮気された、大事なものを壊された、実際に体を傷つけられた、人前で恥をかかされた
怒りが収まらないときのパターン2:思い通りにいかない
仕事をスケジュール通りに進めたいのに、部下や上司に邪魔をされる
早く家事を済ませたいのに子供が邪魔をする
など、日々の生活の中で自分の思い通りに物事を進められないことはよくありますよね。
そんなとき私たちはとてもイライラして、邪魔する相手に対して怒りを感じます。
怒りが収まらないときのパターン3:わかってもらえない
友人や家族に自分の気持ちがわかってもらえないとき、悲しい気持ちになると同時に怒りを感じることもあります。
特に近い存在であればあるほど怒りが収まらないような状況になるでしょう。
夫婦や恋人、親子などの揉め事は、わかってもらえない!と感じた時に起こることが多いのではないでしょうか。
怒りが収まらないときのパターン4:自分の意思と反することをされる
自分がやろうとしていることを反対されたり、邪魔をされれば誰でも怒りを感じます。
例えば今出かけようとしているのに、子供がわがままを言って出かけられないなど、大したことでないと思えることも、何回も重なったり、出かけることへの自分の期待度などによって、怒りの度合いが変わってきます。
怒りが収まらないときの対処法
どうしてもイライラが止まらず怒りが収まらないときは、いくつかの対処法を覚えておくと便利です。
私も子供に対しイライラして、怒鳴りたくなるような時には、これらの対処法でどうにかしています。
怒りが収まらないときの対処法1:深呼吸をする
イライラが止まらない、怒りが収まらないときは呼吸が浅くなっている可能性があります。
そのため、意識的に深い呼吸を心がけましょう。
できればラジオ体操で行う深呼吸のように、両手を大きく広げて胸を張りながら深呼吸をするのがおすすめです。
単純な動作ですが、心がすっきりとしますよ。
怒りが収まらないときの対処法2:数字を数える
会社や電車の中など、公共の場で怒りが収まらないときは、深呼吸をするのも難しい場合がありますよね。
そんな場合は、心の中でゆっくりと1から10まで数えましょう。
そして頭に登ったちが下がるイメージをして、次は10から1まで数えます。
イライラしているときは、ゆっくり数字を数えるだけでも辛いのですが、そこはぐっとこらえてやってください。
怒りが収まらないときの対処法3:その場から離れる
怒りを感じる相手と距離を取るのも怒りを収める対処法として有効です。
例えば子供にイライラが止まらないときは、子供が怪我をしたり危険がないようにして、自分だけ一人になれる部屋に移動します。
小さい子供だと、トイレにも付いてくるので離れるのは難しいかもしれませんが、少しでもおもちゃやおやつで気をそらして、一人になれるようにするのがおすすめです。
怒りが収まらないときの対処法4:自分を客観視する
怒りが収まらないとき、怒りで頭がいっぱいになってしまいますよね。
ですがそんな時こそ客観視が大切です。
自分の感情を実況中継するのがおすすめで、「今、私はすごく怒っています。〇〇されたことに大変怒っている模様です。」などとテレビの実況中継のように、自分の今の状態を言葉にしましょう。
紙に書き出すのもおすすめですよ。
怒りが収まらないときの対処法5:無理やり笑う
人の心理は不思議なもので、笑いたくないときでも無理やり笑顔を作るだけで、少し心が軽くなります。
怒りが収まらない時に笑うなんて、すごく辛いことだと思うかもしれませんが、笑えなくても口角を指で上向きに持ち上げるだけでもOK!
口角が下がると気持ちもふさぎ込み、ネガティブな発想になってしまうんですね。
怒りが収まらないときの対処法6:誰かに話す
怒りが収まらない時、気の置けない友達や同僚にありのままを話して聞いてもらう、というのもおすすめです。
電話をしたりメールをするのでもいいでしょう。
怒りを言葉にし、表現することで煮詰まった感情を解放することができます。
気軽に話せる人が身近にいない、という人は手紙を書くのもいいですね。
実際に送る必要はないので、手紙を書くつもりで文章にすることで、今の状況を客観視できます。
怒りが収まらないときの対処法7:瞑想をする
瞑想をすると頭の中のうるさいエゴのおしゃべりが静かになります。
そのため怒りが収まらない時に瞑想をすることで、頭に登った血が落ち着き、心も冷静さを取り戻します。
瞑想は難しいものではなく、静かな場所に座って目を閉じ、ゆっくりと深い呼吸をするだけでOKです。
目を閉じても怒りが収まらない場合は、ゆっくりと数字を数えてみてください。
怒りが収まらないときの対処法8:怒りをとにかく感じる
怒りを感じている時、怒りを感じないように他のことで気を紛らわせる方は多いのですが、本当はその怒りをじっくりと感じる方がいいのです。
怒りは感じるのと、誰かに怒りをぶつけるのは違います。
誰かに感情をぶつけるのは子供のすることなので、大人になったらやめましょう。
でも怒りを感じないようにするのは不自然なことなんです。
怒りを感じる方法は、ただ「私は怒ってる私は怒ってる」とブツブツ言ってもいいし、怒りを感じているときの自分はどんな気持ちになっているか観察するのもいいでしょう。
怒りが収まらないときの対処法9:怒りを擬人化する
今感じている怒りを擬人化するのもおすすめです。
今の怒りが生き物だとしたら、どんな形かな?と考えてみるんです。
例えば、「今の収まらない怒りは、真っ赤でトゲトゲのトカゲみたい。歯を出して威嚇している」というような感じ。
そしてその怒りのイメージがなんと言っているのか、イメージしながら会話してみましょう。
例えば「なんで怒っているの?どうしたいの?」と問いかければ何か答えてくれるかもしれません。
これも怒りを客観視し、怒りを感じるワークの一つです。
怒りが収まらないときの対処法10:怒りに隠れた背景をみる
怒りは表面的な感情であり、心理学的には怒りの背景には違う感情や想いがあると言われています。
そしてその怒りの背景に隠れた感情や思いに気がつくことで、怒りが収まります。
怒りに隠れた感情や想いに気がつくためには、なぜ怒っているのかじっくりと向き合う必要があります。
例えば夫が話を聞いてくれない!という怒りの背景には、寂しい・悲しい・女として見てほしい・自分を一番に考えてほしい、などの感情や想いがあるかもしれません。
また子供がいうことを聞かないという怒りの背景には、このままでは子供の将来が不安・子供がダメな大人になったらどうしようなどという不安があるかもしれませんし、いうことを聞いてくれない=バカにされてると感じているのかもしれません。